ジョー・バイデンは、いかにして大富豪になったのか
「ミドルクラス・ジョー」というニックネームでも知られるバイデンですが、実際は立派な富豪であります。
ジョー・バイデンは、「ミドルクラス・ジョー（中産階級のジョー）」というニックネームでも知られていますが、前副大統領でもある彼は実際のところ富豪であり、その総資産はおよそ900万ドル（約9億5000万円）にものぼるそう。
どのようにして彼がリッチになったのかを、ここに振り返ってみましょう。
29歳で上院議員に選出
29歳だった1972年、アメリカ建国以来5番目という若さで合衆国上院議員に選ばれたバイデン氏。
『フォーブス』誌によると、当時の彼の年収は4万2500ドル（当時の価格で1200万円ほど）だったそうです。
約37年におよぶ議員生活
1972年から、副大統領になった2009年まで、約37年にわたり議員を続けました。
その間に年収もアップしていき、連邦議会の公表している資料によると、議員を辞めた2009年頃の年収は17万4000ドル（約1600万円）に達しています。
自伝も出版
2007年には『Promises to Keep: On Life and Politics』（原題）という回顧録も出しているバイデン氏。
『フォーブス』誌によると、その印税で7万1000ドル（約700万円）、またオーディオブックの権利で9500ドル（約100万円）を手にしていることになるそうです。
副大統領になってからは3割増
ただしTV局CBSは、2009年11月時点のバイデン氏の純資産は3万ドル（約300万円）以下だったと報じており、リッチになったのは副大統領に就任してからの様子。
副大統領時代は議員の頃から30％ほど年収がアップし、22万5000ドル（約2300万円）を手にしていたようです。
さらに本の執筆と講義
また、副大統領の座を退いた後、2019年7月に財務情報を公開した際には、2017年と2018年の2年で、妻ジルとともに1500万ドル（約15億円）以上の収入を得ていたことが明らかになっています。
これは、出版社フラットアイロン社との契約による800万ドル（約8億4000万円）に加え、各地で行った講演による収入（1回につき4万～19万ドル＝約400万～約2000万ドル）がメインだそうです。
大学教授としても
ホワイトハウスを去った後、生まれ故郷にあるペンシルベニア大学で教鞭を執っていたこともあり、そこで77万5000ドル（約8100万円）の収入を得たとも報じられています。
不動産＆投資
所有する家に関しては、合計で400万ドル（約4億2000万円）の価値があるそうです。
また一家は、さらに約400万ドルに値する現金と投資と、100万ドル（約1億円）の連邦年金を持っているとも伝えてられています。
最近の収入は
「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙によると、2019年にはバイデン氏は30万ドル（約3100万円）の所得税を支払っているそうです。
つまり、約94万ドル（約9900万円）の収入があったということになります…。
もし大統領になったら？
大統領になると、年収は40万ドル（約4200万円）に。
また大統領には、「公務の遂行に関連した、またはその結果として生じる費用を支援するため」に、5万ドル（約500万円）の費用手当が与えられるそうです。
From TOWN&COUNTRY
