2015年に生誕地・香川で開催され、大反響を呼んだ猪熊弦一郎の『猫達』展をもとに構成された展覧会が、ついに東京でも開催に。猫たちのキュートな表情に癒されてください。
『猪熊弦一郎展 猫たち』
猪熊弦一郎(いのくま げんいちろう)――もしあなたがかなりの猫好きなら、この名前を聞いたことがあるかもしれません。
1902年に香川県に生まれた彼は、百花繚乱の昭和時代の画壇にあって試行錯誤を重ねながらも常に独自の路線を切り開き、個性的な作品を数多く残した偉大な画家です。そんな彼の作品展『猪熊弦一郎展 猫たち』が、2018年3月20日(火)よりBunkamuraザ・ミュージアムにてスタートします。
彼の作品の特徴は、なんといっても猫!
1度に1ダースの猫を飼っていたほど、無類の猫好きとしても有名な彼。私生活の友としても作品のモチーフとしても、彼にとって猫は非常に重要な存在だったのです。
本展に登場するのは、故郷・香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)所蔵の猫を描いた油彩、水彩や素描を中心に、猫以外を主題にした作品も若干加えた百数十点。さまざまな姿で表現された猫に触れ、彼の奥深い世界に触れてみてください。表情豊かな猫たちに、きっと癒されるはずです!
たくさんの猫に囲まれ、猫をモチーフに、写実的なスケッチからシンプルな線描、デフォルメした油彩画までさまざまな作品を残した猪熊。2015年に地元MIMOCAで開催され、全国から猫好きが訪れ大きな話題になった『猫達』展をもとに構成された本展覧会、今回は東京で猫ファンたちの心をがっちり掴んで離さないはずです!
◇詳細
『猪熊弦一郎展 猫たち』
会期/2018年3月20日(火)~4月18日(水)
※会期中無休
会場/Bunkamuraザ・ミュージアム
住所/東京都渋谷区道玄坂2-24-1
時間/10:00~18:00
※毎週金・土曜日は21:00まで、
入館は各閉館の30分前まで
TEL/03・5777・8600(ハローダイヤル)
URL/http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_inokuma/
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