ラフォーレミュージアム原宿で、写真家 瀧本幹也の展覧会が開催。気鋭の写真家の作品をじっくり堪能できるチャンスです!

 写真家・瀧本幹也

 1974年愛知県生まれ、1998年に写真家として独立して以降、広告写真や作品、コマーシャルフィルム、映画など幅広い分野で活躍している人気写真家の瀧本幹也。 

 2012年から携わり始めた映画撮影でも、『そして父になる』(2013)で第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を、『海街diary』(2015)で第39回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を、最新作『三度目の殺人』(2017)でも、第41回日本アカデミー賞優秀撮影賞を再び受賞しています。
     

Blue, Sky, pinterest

瀧本氏の名前を知らなくとも、映像を見れば「これ、見たことある!」とピンとくる人は多いはず。大河ドラマ『龍馬伝』(左、2009)と、テレビ東京 世界卓球(右、2015)のビジュアル。

 現在の日本写真界をリードする存在のひとり、そんな彼の大型個展『CROSSOVER』がラフォーレミュージアム原宿で2018年2月23日(金)~3月14日(水)の期間で開催となります。展覧会の名前どおり、広告、作品、CM、映画の4分野を“クロスオーバー”する彼の、これまでの活動の全貌を知ることができる本展。約400点もの作品が展示される予定で、自身の展覧会としては最大の規模です。
    

Urban area, Beauty, Standing, Architecture, Fashion, Photography, City, Leg, Human leg, Knee, pinterest

大和ハウス工業 One Sky篇(2017) 

 
 会期中には、瀧本氏自らがナビゲーターとなって、作品にまつわるストーリーやエピソードなどを解説するギャラリーツアーを実施するほか、氏と協働した映画『そして父になる』、『海街diary』、『三度目の殺人』の監督を務めた是枝裕和氏を招いたトークイベントも行われるので、ファンは要チェック。

 また会場では、過去の作品集をはじめ、ここで先行販売となる展覧会と同名の最新作品集、オリジナルのスマホケースやトートバッグも販売。見る者の心をとらえて離さない気鋭のクリエイターとして、今後も要注目の彼の作品をぜひご覧ください。 


◇詳細
瀧本幹也展『CROSSOVER』

会期/2018年2月23日(金)~3月14日(水)
  ※会期中無休
会場/ラフォーレミュージアム原宿
住所/東京都渋谷区神宮前1-11-6
  ラフォーレ原宿6F
時間/11:00~21:00
入場料/無料
URL/https://www.laforet.ne.jp/museum_event/crossover/

編集者:小川和繁