“ボディ・ポジティブ・ムーブメント(自分の体を愛し、あるがままに受け入れる運動)”の女王として世界的な人気の米国プラスサイズモデル*、アシュリー・グラハム。
最近、自身のインスタグラムにジムでトレーニングをする動画をアップしたのですが、SNSクレーマーたちから「痩せてどうするの?」「運動しても無駄だ」など、心ない悪意のある書き込みが…。しかし、そんなことは気にせず、アシュリーはクール、そしてスマートに反論したのでした。
*プラスサイズモデル(Plus-size model)とは、主に欧米における洋服のサイズにおいて「プラスサイズ服」を着用し、平均よりも大きい身長(しばしば体重超過の方も)のモデルに適用される用語になります。
Ashley Graham
心ないコメントが寄せられた動画がこちら。
アシュリーは「私がワークアウトしている動画をアップするたびに、『スキニー体型にはなれないんだから運動をしても無駄』とか『脂肪を落としたらプラスサイズモデルを続けることができないぞ』『カーヴィボディで有名になったのにカーブをなくしてどうするの』といったコメントが寄せられる」と書かれた画像をインスタグラムに投稿しました。
そして、「はっきり言わせてもらうけれど、私は健康維持や気分を良くするため、時差ボケの解消、気分転換、カーヴィ体型の女性たちも運動できるってところを見せるために…、または柔軟性を高めてエネルギーを蓄えるためにトレーニングをしているの。体重や女性らしいカーブをなくすためにワークアウトをしているわけではないわ。自分の体型が大好きだから…」というメッセージを発信しています。
そんなアシュリーは先月、ニューヨークで開催されたランジェリーショーに登場。ブランドとのコラボでデザインした新作ランジェリーコレクションをお披露目し、他のプライスサイズモデルとともにランウェイを歩きました。
また今月(2017年10月)は、仕事でイタリアを訪れているアシュリー。ローマのホテルでフェイスマスクをしながら、パスタ、ピザ、赤ワインを楽しむ姿をインスタグラムに投稿しています。多忙ながらも人生をとことん謳歌している様子は、見ていて幸せな気分にさせてくれるじゃありませんか!?
彼女が支持される理由は、このように何事も前向きに捉えるポジティブな姿勢にある!と思うのですが…。
プラスサイズモデルの姫フェラリオ。
そのボディと瞳に完敗(笑)!
Courtesy of theashleygraham
From Cosmopolitan UK
Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara
Edit / Hikaru SATO