交際の噂が浮上して以来、TVドラマ『SUITS(スーツ)』などで知られるメーガンがネット上で非難の的になっていることに対し、ヘンリー王子は自身が十分に守ることができなかったと失意の意を表しています。
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ケンジントン宮殿から出された声明では、「王子の恋人メーガン・マークルが中傷や嫌がらせの対象となっています。中には、あからさまな性差別や人種差別とみられるソーシャルメディアへの投稿やネット上にある記事のコメントもあります――ヘンリー王子はマークルさんの身の安全を心配しており、彼女を守れなかったことに深く落胆しています。王子と数か月間交際しているマークルさんがこのような非難の的に遭うのはあってはならないことです。王子はコメントをしている人達が『代償だ』と言ったり『これもゲームの一部』と言うことを分かっていますが、それには全く同意できません。これはゲームではなく、マークルさんと王子の人生なのです」、とされています。
2013年1月24日、「ELLE Women in Television Celebration」に出席したメーガン。Photograph/Tommaso Boddi(Getty Images)
メーガンの親族も2人の交際が取り沙汰されて以来、メッセージや質問攻めに遭っているという。また、ヘンリー王子はこの機会を利用して、自身の恋愛へ興味をもたれることを良く思ったことはないと続けていました。
「幼い頃から、ヘンリー王子は皆さまからの心温まる応援を十分に気づいています。こんなに多くの人々が自分を支えてくれることをとても幸運に思っていますし、自身の幸運で恵まれた生活についても理解しています――また同時に、自身の私生活に対してかなりの興味をもたれていることにも気づいています。それに対してはいい気分をもったことはありませんが、それにつきまとうメディアの注目に対して、神経のずぶとい人間になろうと努力してきているのです」とのことです。
そんなお二人を、皆さん静かに見守ってあげてはいかがですか…、ということで、静かに!メーガン・マークルに関する写真を集めてみました。表情はまっすぐで透き通った心の持ち主ではないでしょうか? 『SUITS』で知ってはいたものの、ここで改めて拝見するに…さらにファンになりました(ページ担当者弁)。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 01
Photograph/Getty Images
Meghan Markle(メーガン・マークル)、本名はRachel Meghan Markle。1981年8月4日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス出身のモデル・女優になります。
少々エキゾチックで我々日本人にも親近感のわく柔らかな顔立ちは、父親はオランダ・アイルランド系でありますが母親がアフリカ系アメリカ人だからかもしれません。ノースウェスタン大学で演劇と国際関係を同時に専攻。卒業後は、ブエノスアイレスの米国大使館にて勤務したとのこと。
女優デューは、2002年に米ABCのソープオペラ(いわゆる昼ドラ)になります。その後もTVドラマが多く、『CSI:ニューヨーク』(2006年)、『新ビバリーヒルズ青春白書』(2008年)、『ナイトライダー ネクスト』(2009年)と一話ながらゲスト出演を繰り返し、女優としてのキャリアを積み重ねてきました。
写真は2006-2007年に、スポークスモデル(おわゆるイベントコンパニオン)としても活躍していた頃のポートレートになります。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 02
Photograph/Paul Archuleta(FilmMagic)
2012年11月12日、カリフォルニア州ウエストハリウッドにて、雑誌『TV Guide』によるパーティに参加したメーガンです。この頃は映画出演もしていますが、まだ脇役が多く、クレジットなしの登場も多かったのでした。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 03
Photograph/Jon Kopaloff(FilmMagic)
2013年1月24日、カリフォルニア州・ウェスト・ハリウッドのソーホー・ハウスで行われたエル主催の「ウーメン・イン・TV」イベントに登場した、メーガン・マークル。 この頃には、あの人気TVドラマでのメインキャストとして人気が上昇してきたメーガン、それを実感しているのでしょう、表情も晴れやかな印象です。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 04
Photograph/Robin Marchant(Getty Images)
2015年6月24日、フォー シーズンズ ホテル ニューヨークで行われた、NBC主催の「2015 ニューヨーク サマー プレス デイ」に出席したメーガン。この日、全身ホワイトのスタイリングで現れた彼女。当日のイベントを楽しんだ様子です。
さらに美しく、聡明な表情になっているように思えるのは、気のせいでしょうか!?
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 05
Photograph/Jim Spellman(WireImage)
2015年11月2日、ニューヨーク・シティのスプリング・スタジオで行われた「第12回 CFDA/ヴォーグ ファッション ファンド アワード」に出席したメーガン。この日はシルバーのスタイリングで、多くのメディアの注目を浴びました。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 06
Photograph/Shane Mahood(USA Network/NBCU Photo Bank via Getty Images)
こちらがメーガンを一躍人気にしたTVドラマ『SUITS』です。アメリカ・USAネットワークにより、2011年から放送されています。
この写真は、エピソード416のワンシーン。主役の1人であるマイクと並ぶ、レイチェル役のメーガン。落ち着いたスタイリングは、どこか安心できますね。『SUITS』は、ニューヨークの法律事務所が舞台。エリートで敏腕弁護士であるハーヴィーと、天才青年マイクのコンビが活躍するスタイリッシュさを加えたサクセスストーリーものになっています。
いわば準主役級であるマイクの恋人であり、同僚のレイチェル役を務めるのがメーガンなのです。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 07
Photograph/Michael Tran(FilmMagic)
2016年1月21日、カリフォルニア州ロサンゼルスのシェラトン ロサンゼルス ダウンタウン ホテルで行われた、前出の人気ドラマ『SUITS』シーズン5の撮影風景です。
いつもより笑顔の眩しいメーガンの姿に、惚れ惚れしてしまいますね。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 08
Photograph/George Pimentel(Getty Images Portrait)
2016年4月15日、カナダ・トロントのフェアーモント ロイヤル ヨーク ホテルのポートレート・スタジオで撮影に臨んだ、メーガン・マークル。
胸元の開いたトップスが、とても気になりますね。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 09
Photograph/George Pimentel(WireImage)
2016年6月9日、カナダ・トロントのハーン・ジェネレーティング・ステーションで行われた「ルミナト・ビッグ・バン・バッシュ 2016」に出席したメーガン。
一緒に写っているのは、もちろんヘンリー王子ではありません。写真家のマルクス・アンダーソンです。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 10
Photograph/Nigel Parry(USA Network/NBCU Photo Bank via Getty Images)
メーガンが出演する人気ドラマ『SUITS』シーズン4のこのカットに注目を。体をひねりながら、顔をこちらに見せるこの姿は反則的に素敵すぎませんか?
番組の人気も絶頂を極めてきた2014年頃の写真です。メーガンも脂がのって(太ったという意味ではありません)、堂々とキメながらも嫋やかさ艶やかさを兼備した素敵なポージングではないでしょうか。
英ヘンリー王子が認めたメーガン・マークル 11
Photograph/Chris Jackson(Getty Images)
皆さんはすでにご存じだと思いますが、ヘンリー王子も改めてご紹介いたしましょう。Prince Henry of Wales(ヘンリー・オブ・ウェールズ王子)であり、全名はHenry Charles Albert David(ヘンリー・チャールズ・アルバート・デイヴィッド)になります。ウェールズ公チャールズ第2男子であり、エリザベス2世の孫にあたります。
父はウェールズ公チャールズであり、母は故・ダイアナ元妃。ケンブリッジ公ウィリアムの弟にあたります。父であるウェールズ公チャールズ、兄のケンブリッジ公ウィリアム、そしてケンブリッジ公ウィリアムの子女であるジョージ王子、シャーロット王女に次いで、英国王位継承順位は第5位になっています。
兄と同じく名門のイートン校を卒業後、オーストラリアの牧場で働き、次にレソトの孤児院で奉仕活動を行う。その後はアルゼンチンに渡ったのですが、「ダーティー・ハリー」ぶりを発揮。すったもんだがあり、帰国させられることに。そして2005年には、サンドハースト王立陸軍士官学校に入学。2007年末からは、アフガニスタンにおけるタリバーン掃討作戦に極秘に加わっていたということ。
そんな軍の勤務につきながらも、2006年には以前活動していたレソトにて、その地の王室であるセーイソ王子と協力して、レソト王国のエイズ撲滅を目的とする「サンタバリー」という慈善団体の設立もしています。
そんなバイタリティーあふれるヘンリー王子。彼の指示なのかどうかはわかりませんが、2016年11月8日に英王室から世界を驚かす声明がツイッターなどのSNSを通じて発表されたのでした。それがこちら!
2人の交際に関しての報道が、最近は英米メディアなどで激化。それを危惧して王室は、異例の対応をしたのでした。
ヘンリー王子は、マークルや親族にメディアの取材が殺到していること、それを王子自身が守ってあげることができないことに、「深く失望している」と表明しています。メディアの過熱取材に苦言を呈し、プライバシーを守るよう求めるなか、交際を認める発言もしていたのです!!
かつて、ヘンリー王子はチェルシー・ダービー(サッカーも試合の俗称ではありません)との交際をささやかれていたときも、公の場で認めたことはないのでゴール間近なのでしょうか。
この声明で英ブックメーカーも動き、王子とメーガンの結婚は「来年」との予想を打ち出しています。…と、調べればいろいろと出てきますので、今までノーマークだった方も多いことかと思います。詳しくはご自身でお調べください。そんなメーガンも、『SUITS』の撮影で忙しい日々を迎えています。この機会に、TVドラマ『SUITS/スーツ』にもご注目ください。着こなしの勉強にも、大いになりますので!!! とはいえ、お願いしますので、必要以上に騒ぎ立てないでください。静かに応援してあげるのが、ベストかじゃないでしょうか。
ちなみに上の写真は、2016年10月10日にイギリス・ロンドンの観光名所として知られる観覧者「ロンドン・アイ」にて。「ワールド メンタル ヘルス デイ」を祝うイベントに出席したヘンリー王子です。
(C)BANG SHOWBIZ
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編集者:小川和繁