「セクシー」という言葉の定義を語るのにふさわしい人物がいるとすれば、それは「プレイボーイ」誌の2018年「プレイメイト・オブ・ザ・イヤー」に輝いたNina DanieleA(ニーナ・ダニエル)でしょう。そんな彼女が、「男性のジムでの上半身裸の自撮りはセクシーではない」と言ったのならば…皆さん、すぐさまそんな自撮りはやめるべきです、ハイ!
Courtesy of @ninamariedaniele(Instagram)
ダニエルには付き合って8年になる恋人がおり、出会い系アプリの世界については「自分の住む世界とはまったく異なる場所」と語っています。
とは言っても、モデルとて活躍する彼女にとっては、ネット上で「女性の気を引こうと、あの手この手を尽くす男性たち」についても多少なりとも知っているそうです。
ニューヨークのブロンクスで生まれ育ちの彼女。現在(2018年4月)ではInstagramで16万1000人ものフォロワーがいるダニエルですから、ファンたちからの「興味深い」メッセージを受け取ることは多々あることに違いありません(想像以上に!)。
この記事をお読みの皆さん、SNS上で彼女のような美女をガッカリさせない方法があれば、知りたくでしょうがないのでは?
そこで「メンズヘルス」では今回、ニーナ・ダニエルに電話インタビューを決行! デジタル時代の出会いのためのアドバイスをもらいました。なお、インタビューの内容は、理解しやすくするために一部編集・抄訳されています。ぜひ、ご参考にしてみてください。
MH:セクスティング(sexting:性的なテキスト、メッセージを送ること)についてどう思いますか?
ダニエル:恋人からのものですか? それとも、アカの他人からの受け取るものでしょうか?
MH:では、まずは他人から受け取る場合について教えてください。
ダニエル:面白いものだと思います。あまりショックを受けることはありません。ときには迷惑に感じることもありますが、しばらくすると何も感じなくなっていきます。全く知らない人から男性器の写真が送られてくるというのは、考えてみたらある意味笑えます。「君のおっぱいとヴァギナを触りたい」、「ブラを取っておっぱいを吸わせて」というような気持ち悪いメッセージも届きます。Instagramはただの写真で、相互的なソーシャルな体験じゃありませんよね。ウェブカムでライブストリーミングをしているわけではないのに…。
男性はこんなことを何度もやったら、誰かが反応してくれるんでしょうか。たぶん、どこかに応えてくれる人がいるんでしょうね。100人にこのメッセージを送れば、1人か2人「おっぱいとヴァギナを見せてあげる」と言ってくる女性がいるのかもしれませんね…。
MH:男性は求めてもないのに性器の写真を送ってくるんですか?
Courtesy of Instagram@ninamariedaniele
ダニエル:正直、昔はもっとたくさんのメッセージが送られてきたものでした。そのうち、だいだい10枚ほどでしょうか…そう、今まで10枚だけしか男性器の写真は届いていませんね。あまり多いほうではないのでは? もっと来そうでしょう…(笑)。世間一般的に、こういった写真を送ることが今もよくあることなのかもわかりませんね。
MH:ナスの絵文字(男性器を象徴する)もたくさん送られてきますか?
Courtesy of Instagram@ninamariedaniele
ダニエル:私にナスの絵文字を送ってくる人の数より、私がこの絵文字を使うことの方が多いと思います。自分が最初にジョークとして使えば、使うことはできないんです。ついこの間、私は「プレイボーイ」のステッカーをニップレスとして胸に貼って、バスルームでダンスしている動画をInstagramに投稿しました。ですから、こういったことはあまり深刻に考えすぎる必要はないんだと思っています。
MH:絵文字についてですが、あなたが思う「一番セクシーな絵文字」は何ですか?
JENNIFER STENGLEIN
ダニエル:間違いなく「雨のしずく」です。「桃」も好きですし、「さくらんぼ」もお気に入りです。男性器を示す絵文字は、あまり好きではありません。好きなのは肉付きがよく、ジューシーさを感じる絵文字なんです。ナスの絵文字を見て、「なんてセクシーなの!」なんて思いませんよ。…むしろ、「ちょっとやめてよ」という感じのほうが実際は強いです(笑)。
MH:男性の良い自撮り、あるいは悪い自撮りはどんなものでしょうか?
Courtesy of Instagram@ninamariedaniele
ダニエル:良くない自撮りは何かといえば、間違いなく、しかめっ面のものです。顎を引いて上目づかいで、眉間にシワを寄せたあの表情…あれを見ると、「オーマイゴッド! 頼むからやめて」と思ってしまいます。良い自撮りには、何かプラスアルファが必要となりますね。少なくとも猫が1匹とか写真内に写っているといいですね。自分の世界とは別のところで、同時に何かが起こっている必要があるんです。常に自分にだけ意識が向いているものは、ストーリーを薄っぺらくするのでダメだと思うんです。
MH:ジムでの自撮りについてはどう思いますか?
Courtesy of Instagram@ninamariedaniele
ダニエル:ジムで何人も集まり、シャツを脱いで、集団で自撮りをするような男性は苦手です。トレーニングをするために、ジムのロッカールームまで来たんですよね。男が4人集まって、鏡の前でポーズを決めたり、いったい何をしてるんでしょうか。どうすれば、「よおよお、セルフィーの時間だ。みんなシャツを脱いでくれ。俺が真ん中だ」のような展開になるんでしょうか。こんな写真が撮られるまでに、どんな会話があるんでしょうかね。目の見えないハエにでもなって、壁にとまって一部始終を聞いてみたいものです。「目の見えない」というのは、見たくありませんからね~。
あと苦手なのは、性器をタオル1枚で隠したような写真ですね。『ゲー!』って感じです。
キャプションにも、気を遣って欲しいとも思います。自撮りを投稿するなら、少なくともキャプションが的を得たものでないと…。「僕が大好きなのは、ベッドとママだけだ。ごめんね」というようなキャプションは嫌ですね。もう少し個性が感じられるようなものがいいでしょう。ドレイクやDMXの引用も、やめて欲しいものです。
MH:セクスティングに話を戻しましょう。恋愛関係ではどうでしょう。
JENNIFER STENGLEIN
ダニエル:恋愛関係のなかのセクスティングですか? それはすごく重要だと思います。旅行が多かったり、仕事が忙しかったりするとき、自分のパートナーに「ねぇ、あなたの楽しみはまだここにあるのよ――ジムに行ってステアマスターをしたの。このお尻を見て(しずくの絵文字)」といったセクスト(性的なテキストメッセージ)を送ってみたり…なんでもいいですが、それってすごく重要だと思います。そして、楽しいものでもありますよね。性的な化学反応って、すごく重要だと思うんですよ。
とはいっても、いつもセクストをすべきだというわけではありません。たとえば仕事中、トイレの個室にこもってセクスティングをするようなことは必要ないでしょう…。
NINA DRAMA 01
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JENNIFER STENGLEIN
『プレイボーイ』誌で披露した一枚です。
From Men's Health
BY JORDYN TAYLOR
APR 11, 2018
Translation / Wataru Nakamura ※この翻訳は抄訳です。Edit / Hikaru SATO, Kaz OGAWA