世界的に人気を博するモデルのサラ・サンパイオが、自分で眉毛や髪の毛を抜いてしまう「抜毛症(トリコチロマニア)」を患っていることを、自身のSNSを通して告白しました。

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Courtesy of @sarasampaio(via Instagram)

 Model Sara Sampaio Reveals She Suffers From Trichotillomania  

「行き詰まっている」と感じたサラは、インスタグラムで質問を募ったところ、一人のファンから眉のお手入れや書き方について聞かれたそうです。

 
 それに対しサラは、「できる限り触らないようにはしているけど、抜毛症だからどうしても自分で抜いてしまいます。だから、本当は隙間だらけです。それを埋めるために、アイブロウペンシルを使っているわ」と告白しています。

 すると、同じように抜毛症で苦しんでいる多くのファンから、たくさんのメッセージが。そんなファンに対しサラは、新たなメッセージをインスタグラムのストーリーズにアップ。自分の体験談もシェアしました。 

「抜毛症は、抜毛癖とも呼ばれています。長期にわたり、自分の眉毛や髪の毛を抜きたいという衝動にかられる衝動制御障害なんです」と…。

 
 サラ曰くその症状は、15歳くらいから始まって、最初はまつげを抜いていましたのですが、今では眉毛や髪の毛も抜くようになってしまったのだとか…。また、“大きなストレスを感じているとき”や“テレビを見たり、本を読んだりして、特に何もしていないとき”に、症状が悪化すると明かしています。

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 米メイヨー・クリニックによれば、抜毛症は髪の毛や眉毛、その他の体毛を抜きたくなる精神障害で、自分である程度コントロールできる人もいれば、なかには毛を抜きすぎてところどころ地肌が見えている人もいます。はっきりとした原因は分かっていませんが、遺伝や精神的ストレス、不安な気持ちが影響している可能性はあるとのこと。一説によると人口の4%が抜毛症に悩まされていて、その割合は男性よりも女性の方が多いそうです。


 サラの症状は比較的軽いため、医師からは「N-アセチルシステイン(NAC)」という薬を処方されているようです。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

 またメイヨー・クリニックによれば、「この『NAC』という薬は、気分を左右する神経伝達物質に影響を与えるアミノ酸のひとつ」とのこと。

 彼女はそれを服用することで、気分も少しは楽になったようです。ですが、毛を抜かなくなったわけではないため、「WebMD」にも掲載されているように、薬物やアルコール依存症の治療に使われる「ナルトレキソン」を処方してもらえるよう、医師に相談する予定なのだとか。
  

  
 そしてサラは、もし同じ病気で苦しんでいる人がいれば、「まずは医師に相談して!」とアドバイスしています。そして最後に、「抜毛症はやめたくてもやめられないものです。でも、私たちに対する理解や優しさは、とても効果的だと思うんです。愛を込めて…」と締めくくっていました。

 
 最後に、サラがインスタグラムのストーリーズに、自らのの体験談としてアップしたメッセージをご覧ください。
   

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Courtesy of Sara Sampaio via Instagram Stories

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From Harper’s BAZAAR
Courtesy of Sara Sampaio(via Instagram)
Photography / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara