インパクト大のタイトルですが
読後にはこのタイトルに涙します。
TSUTAYA 三軒茶屋店
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『君の膵臓をたべたい』 1400円
作:住野よる(双葉社)
本書を読み終えたあとこの『君の膵臓をたべたい』というタイトルを見るだけで涙が出そうになりました。もちろんしっかり組まれている伏線もすごいですし、文章の読みやすさもおすすめしたいポイントです。しかし本書のいちばんのすごいところは物語そのもの。これは大切な人を失う物語。けれども別れの物語ではなく明日に続く人生の物語。誰か大切に思う人ができたときに、ぜひ読んでいただきたい作品です。
Text/Takuya Kikuchi