読後に自分の周囲が明るくなる
人生との向き合い方を描いた注目作!
有隣堂アトレ恵比寿店
>>> http://www.yurindo.co.jp/store/tokyo-ebisu/
『朝が来る』 1500円
作:辻 村深月(文藝春秋)
“子供を産むことを諦め養子をもらった一家に産みの親だと名乗る女性が突然訪ねて来る…。”人の女性の人生を丹念に描き、読後にまわりがぱっと開けるような明るさをくれます。誰かと関わらずには生きていけないなかで、人と向き合うとはどういうことか教えてもらった気がします。思い込みで人に接してしまったり、謝れなかったりすることが多い日々を反省しました。女性の物語ですが、男性にも読んでほしい一冊です。
Text/Takuya Kikuchi