4度のオリンピックで4つのメダルを獲得した
競泳元日本代表の松田丈志さんと、
そのコーチを28年にわたって務(努)め上げた
久世由美子さんによる共著『自超力』。
この本は、スポーツの世界だけに留まらず、
我々ビジネスパーソンにも
成功への教科書となるはずです!





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松田丈志×久世由美子共著『夢を喜びに変える 自超力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

 
『夢を喜びに変える 自超力』 
松田丈志×久世由美子

 日々の鍛練を人一倍大切にし、さらにそれを確実に実践し続けるアスリートたち。そして、その積み重ねによって、確かな結果を出したスーパーアスリートなら尚更。彼らのアティチュード(考え方)こそ、「成功」を目指す我々ビジネスパーソンにとって大切なヒントを与えてくるのではないか? そんな以前からの疑問に、終止符を打つ本に出合いました。それが、この『夢を喜びに変える 自超力』です。その考えは正解でした。 

 「優勝」「1位」「金メダル」という目標に向かって、ひた向きに鍛錬を重ねるアスリートたちは、その鍛錬が上質に身につき、そして仕上がった結果として、栄光を手中にすることができます。でも、それだけではありません。そこにコンディショニング、さらには運も授かった者だけが勝利という歓喜が味わえるのではないでしょうか。

 この成功への経路は、我々が日々過ごすビジネスの世界でも同様ではないでしょうか。皆さんも自分の目標をクリアするよう、日々努力しているはずです。いわば、皆さんもビジネスという競技の世界に生きるアスリートなのです。

 寝ずに企画書を書いても採用してくれなかった…、真摯かつ丁寧に営業先でプレゼンしても契約まで至らなかった…、そんな経験をおもちの方も少なくないでしょう。まさに今、そんな状況である方もいるかもしれません。そんな方はぜひ、この本を読んでください。

  
 まったく光栄なことですが、先日、松田丈志さんが編集部に訪れ、ご本人からこの本の紹介をいただきました。松田丈志さんも、上記の述べたことと同じ思いをもっていたそうです。

 「自分は28年泳ぎ続けてきたのですが、その間、ロングタームでありショートタームであり、常に目標を掲げ、それを達成するために日々努力してきたんです。そのノウハウというのは、僕だけの心の止めておくにはもったいないと思ったんです。日々の練習でもそうですが、試合のたびごとに多くの『気づき』をいただきました。そこから僕なりに積み上げた“ノウハウ”と言ったら生意気になりますが、その考え方ってビジネスに活かせるのではって思ったんです。それで本を書かせていただこうと思ったんです」と松田さんは語ってくれました。(次ページへつづく)

 
◇松田さんの素顔をもっと知りたい方は、編集部へ
お越しいただいたときの動画をご覧ください!
4つのメダルも見せていただきましたので…。


これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
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「やるかやらないか、できるできない」ではない。

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松田丈志×久世由美子共著『夢を喜びに変える 自超力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

  
 この本は共著というカタチを取っています。この作り方のアイデアは松田さんが提案したとのこと。

 「選手、つまりプレイヤーだけの考え方だけでは勝利は得ることはできません。そこにコーチ、皆さんにとっては上司とも言えるかもしれません。そんなチーム単位で視野を広くもつことこそ大切なので…」と松田さん。

 松田さんの視点からの学びを、さらに久世さんの視点からも確認していく。その繰り返しによって編み上げられた勝利=成功へのアティチュードは、実に深く心に刻まれることでしょう。 

 中身の解説はここではいたしませんが、私(筆者)はこの本を読んで心に刻んだ5つを挙げます。

◇この本で、担当編集者Oが学んだこと
1.誰でもやろうと思えば、実は何でもできる
2.目標との距離を知ってこそ、対策は立てられる
3.日々を継続的に文字化し、振り返ること
4.多くの人と話し、議論することで答えを探す
5.やりきりことが、次へのパワーとなる






 以上の項目がズサリと私の心に刺さったのでした。でも、まだまだ見逃している大切な部分もあるかもしれない…と、さらにもう一回、いやいやあと何十回(笑)かは読まねばと思わせてくれる本なのです。スルーしてしまった大切なひと言があるのでは? と…、そして行間に込められた思いとは? 松田さんの章と久世さんの章の間に込められた狙いとは?などと、思いを巡らすことも楽しみになることでしょう。

 内容に関して、ひとつだけ触れておきたいことがあります。それはコーチの久世さんが、アメリカの金メダリストであるライアン・ロクテに合同練習を申し込んだときのお話。この下りだけで多くのことを学び、多くの気づきを得ることでしょう。「夢なき者…喜びなし」と、久世さんの好きな言葉を思い出しながら…。

 以上この本には、前向きに日々生きるビジネスパーソンにこそ知っておくべきこと、確認しておくべきことが随所に綴られているのです。もちろん、現役のアスリートの方も深い共感を得ることでしょう。さらには、スポーツに打ち込む(打ち込ませている)お子様をお持ちのご両親にも…。そんな方が本書を読んだなら、きっと砂漠にこぼれた水のように、心にスッと沁みこむはずです。そして次の行動に移すのです。その水を口へと運んでみるのです。それは砂漠で飲む一滴の水のように、あなたに生きている実感をまざまざと感じさせてくれるでしょう。そして、明日への英気を養い、鋭気に満たされる…。それが期待できる本書を、ぜひ手に取ってみてください! 

 
 今回特別に、サイン入りの本書を松田さんより3冊いただきました。これを各1名様計3名様にプレゼントいたします。下記よりご応募ください!
 

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締切は2017年6月23日(金)着信有効
 

編集者:小川和繁