2018年10月12日で、50歳の節目を迎えた俳優ヒュー・ジャックマンのこれまでを振り返ってみましょう。

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 ヒューと言えば、イケメン・高身長・サービス精神にあふれたチャーミングかつ紳士な性格で、世界中で幅広く愛されている人類の宝と言えるでしょう。

 そこで、ヒュー様がこれまでに残してきた、いくつもの“スゴいい人伝説”をここに振り返ってみましょう。

 この男は好感度の塊…嫌いになれるわけがありません。

家族第一のファミリーガイ

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 家族思い&愛妻家で知られるヒュー。

 13歳上の妻デボラ=リー・ファーネスとの出会いは、彼が俳優デビューを飾った母国オーストラリアのTVドラマ『Correlli(原題)』での共演から。1996年に結婚後2度の流産を経験しましたが、現在は2人の養子を迎え、4人で暮らしています。 

 夫婦円満の秘訣は、2週間以上離れて暮らさないこと。そのため長期の撮影には、家族を連れて臨むことも…。おかげでジャックマン一家は、なおも強い絆で結ばれているもようです。
  

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弱者に寄り添う優しい紳士

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 ガン患者を励ますビデオレターに、カメオ出演して応援メッセージを送るヒュー。

 2013年には、プライベートで訪れたハンプトンズのファーマーズマーケットで、テントの設置に苦労していた出店者を自ら助けたうえに、荷物の搬入まで手伝っていました。そしてさらに、商品も購入して写真も一緒に撮ってあげたりと、普段の素顔も神レベルなのです。

役者魂ここにあり

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 スターの仲間入りを果たした『X-メン』シリーズでは、ウルヴァリン/ローガン役を17年、計9回も演じ切りました。 

 これだけでも充分な偉業ですが、同シリーズで毎回見事に鍛え上げたボディを披露したかと思えば、『レ・ミゼラブル』では特殊なダイエット法で脱水症状ギリギリまで自身を追い込み減量したのでした。 

 また、近年の大ヒット主演作『グレイテスト・ショーマン』で共演したザック・エフロンも、「ヒューは誰より早く現場入りし、最後まで残っていた。僕のアイディアもどんどん取り入れてくれた」と証言。仕事に対して、かなりストイックで周囲からの人望も厚そうです。

現場スタッフへの気配りもピカイチ

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 なんと毎週、撮影スタッフに宝くじを買ってあげているという逸話もあります。 

 初めてアメリカで映画の撮影に臨んだ際、オーストラリアよりもかなり多くのスタッフが携わっていることに驚く一方、そのほとんどの名前を知らないままだったことを恥じたヒュー。そこでなんと、現場の空気を盛り上げ団結させる意味も込めて、毎週金曜日に自腹で宝くじを買ったということ。

「これはオーストラリアの習慣なんだ」とウソまでついて、スタッフ全員に手渡したということ…。かれこれ14年以上、その習慣を続けているようです。

まごうことなき親日派

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 すでに10数回も来日しており、親日家としても有名なヒュー。

 プロモーションで数多くのバラエティ番組に出演し大いに盛り上げたり、トヨタのCMに出演したりするだけでなく、プライベートでは息子と富士登山を楽しんだり…。さらに東京メトロや新幹線で出かけたり、日本食が一番好きだと公言したり、単なるリップサービスで親日家を名乗っているわけではないのは確か。

 愛犬のフレンチブルには、「モチ(餅)」と名づけていたほどです!

コーヒーを通じて未来をサポート

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 人道支援をする国際NGO団体「ワールド・ビジョン(World Vision)」のアンバサダーも務めるヒュー。

 2009年に訪れたエチオピアで、貧しいながらも有機栽培の豆を育てて家族を養うコーヒー農家に出会い、貧困と環境問題が引き起こす負の連鎖にショックを受けた彼は、「何かしなければ」と帰国後フェアトレードのコーヒーブランド「ラフィング・マン(Laughing Man)」を設立。NYにカフェを2店舗オープンさせています。 

 利益はすべて、途上国の教育などさまざまなチャリティに寄付しているそうなんで、ファンはぜひ訪れておきたい。

しつこいストーカーにも穏やかに対応

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 ストーカーに対し、紳士な態度で応じたことも話題に。

 2013年、NYのジムでワークアウト中、以前からヒューや家族へのストーキングに及んでいた女性が乱入し、「ヒゲなしのほうが好きだから」と電気シェーバーを彼に投げつけるという事件が発生。警備員が来るまでヒューは、自分に触れないようにと冷静に女性に警告し続けたそうです。

 後のインタビューでも、「彼女が、必要な助けを受けられることを願うよ」とのコメントを発表。落ち着いた対応はさすがです。

ガンを何度も体験して

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 2013年、鼻に皮膚ガンを発症していることがわかり、それ以降、何度も手術を重ねています。それをSNSでもシェアしてきたヒュー。

「日焼け止めを塗らないとこうなっちゃうよ」「定期健診を受けてね」と呼びかけるだけでなく、キッズたちに喜んで使ってもらえるよう、容器に『アベンジャーズ』や『アナと雪の女王』が描かれた日焼け止めブランド「ピュア・サン・ディフェンス(Pure Sun Defense)」の共同創設者にもなっています。

パパラッチすらもコントロール

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 トーク番組に出演した際、2017年の末に故郷オーストラリアのビーチにいるところをパパラッチされた写真の話題になると、その裏話を明かしたヒュー。「彼らの欲しがる姿を撮らせてあげるから、あとはほっといてくれと話したんだ」と告白。

「上半身裸の写真が欲しい」というパパラッチたちに、「朝8時にビーチに来れば、撮らせてあげるよ」と“取引成立”させたそう。「オーストラリアのパパラッチたちは、とても礼儀正しいよ」とのことだが、それは相手が紳士ヒューだからかもしれません。その時の写真がこちらです。