2018年4月に、ケンジントン宮殿は公式ツイッターに声明を投稿し、ウィリアム王子とキャサリン妃の第3子が無事に誕生したことがアナウンスされたことは記憶に新しいかと思います。

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This Is Why Meghan Markle Was Left Off the Royal Baby Announcement 

「ケンブリッジ公爵婦人(キャサリン妃)は、午前11時01分、男の子を無事に出産されました。赤ちゃんの体重は8ポンド7オンス(約3,800g)です。ケンブリッジ公(ウィリアム王子)も出産に立ち会われました」と。

さらに「エリザベス女王をはじめ、エジンバラ公(フィリップ王配)、プリンス・オブ・ウェールズ(チャールズ皇太子)、コーンウォール公爵夫人(カミラ夫人)、ハリー王子、両家のご家族にも報告済みです。みなさんニュースを聞いて大変喜んでいます」とのメッセージも公開されていました。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

 しかし、この時点でお気付きの方も多かったと思いますが、この連名で発表された声明には、ある人の名前が含まれていませんでした。そう、その人とは、ハリー王子と結婚したメーガン・マークル。

 この時点(2018年4月)で2018年5月19日に結婚することが決まっており、既にさまざまな公務や公式行事(メーガンは女王の92歳の誕生日を祝うコンサートにも出席)に参加しているメーガンでしたが、彼女の名前だけ記されていなかったのです。

 SNS上では、「なぜメーガンの名前がないのか?」と憶測が飛んでおりました。(次ページへ続く)

ではなぜ、彼女の名前だけが外されたのか? 

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 王室専門家のマレーネ・ケーニヒさん曰く、それはメーガンに対する嫌がらせではなく、この公式発表の時点では、メーガンがまだロイヤルファミリーの一員ではないからなのだそうです。

「メーガンは、この時ときハリー王子のフィアンセであり、まだ新プリンスの叔母ではありませんでした。第3子が2人の結婚式の後に誕生していたら、メーガンの名前もメッセージに含まれていたでしょう。決してメーガンに対する嫌がらせなどではないのですよ」と。

 とは言え、新プリンスの叔母になるのは確定されていたのだから、もはやキャサリン妃の両親キャロル&マイケル・ミドルトンや妹ピッパ・ミドルトン、弟ジェームズ・ミドルトンらを含む「両家の家族」の一員であるも同然。メーガンも、新プリンスの誕生を心から喜んでいたに違いありませんね。

From Harper’s BAZAAR
Courtesy of Kensington Palace
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Translation / Reiko Kuwabara