2018年6月14日、エリザベス女王に伴われて英国チェシャーを訪れた、サセックス公爵夫人ことメーガン妃…。

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 マージー・ゲートウェイ・ブリッジの開通式に出席すべく、この日の朝、女王とともに王室専用列車(夫ハリー王子ですら、まだ乗車の栄誉に預かったことのない特別な列車)で公務へ向かいました。

 新しく王室の仲間入りをしたメーガン妃にとって非常に意義のあるイベントだっただけに、その心の内が気になるところ…。そこで、ボディランゲージの専門家で作家でもあるジュディ・ジェームズ氏に、2人の行動を読み解いてもらいました。

当然ながら、メーガン妃は緊張していた

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 メーガン妃が髪を触ったり耳にかけたりしている写真が何点かあり、これは彼女がナーバスになっていることを示しています。

「髪に触れる仕草は、時間を埋めるためのもののように見えます。つまり、どうしたらいいかわからない時にする動きなんです」と話すジュディ氏。

「エリザベス女王は、ずっとこの仕事をしてきた先輩として、女性らしく余裕たっぷりに見えます。一方、普段は自信に溢れるメーガン妃も、ここでは愛らしさのある“ためらい”を見せ、いつもと違って見えます。頭を下に傾けているため髪が顔の周りにかかってしまい、また腕の位置もやや落ち着かないことから、夫の祖母であるエリザベス女王に対し今でも畏怖の念を抱いている様子が見てとれます」と。確かに、これには同感ではないでしょうか。

メーガン妃と一緒で嬉しそうな女王

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 ジュディ氏によると、エリザベス女王が「目を細めたり、頬を上げて微笑んだりしている」のは、メーガン妃が横にいるのを喜んでいることを示唆していると分析します。

 メーガン妃と交流しながら、女王が「優しく、安心させるような微笑み」を投げかけているのは、メーガン妃が多少ナーバスになっていることを女王は理解しつつも、全体的に見れば、彼女と一緒にいるのを快く思っているということを示しているのです。

公務が進むにつれメーガン妃はより本調子に

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 メーガン妃には不安があったにせよ、ほとんどの場面で女王ときちんとやりとりしており、彼女がこの日のために準備してきたことを表しています。儀礼通りに彼女はエリザベス女王の後ろを歩き、ボディランゲージの点でも「抜かりませんでした」とジュディ氏は説明します。

「メーガン妃は、女王が喋ると女王の顔を見ますが、それと同時に体を少し後ろに傾けて話を聞いています。彼女の頬が丸みを帯びているのは、彼女が本調子を取り戻しつつあることを暗示していますね」と。

エリザベス女王とメーガン妃は喜びを共有

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 今回の共同公務で特に際立ったのが、メーガン妃とエリザベス女王がまさに“ロイヤル”な微笑みを見せている写真。

 ここにも隠された意味はあるのでしょうか? または、単に誰かがジョークを言っただけでしょうか?
 

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「これは間違いなく魅力的なポーズですね」と、ジュディ氏はきっぱり。「女王は横にいるメーガン妃と笑いを共有し、実に楽しそうです。組んだ手とこの笑顔から、女王は喜びで笑っていることを示しています。メーガン妃は足首をクロスさせ、まだ控えめなポーズの印象ですが、頭をかしげて笑っていることから、彼女が明らかにジョークを共有していることがわかります」と分析しています。

 これらの写真を見る限りでは、この2人の絆はここからますます強くなっていくと思って間違いなさそうですね。

From Cosmopolitan UK
Photography / Getty Images
Translation / Mitsuko Kanno