メーガン妃とハリー王子の結婚式で、ウィンザー城に到着してクルマから降りたったメーガン妃が「ジバンシィ」のクレア・ワイト=ケラーによるドレスを着ていたことには、世界中の女性ファンたちが驚いたそうです。理由は、予想外のデザイナーだったことによります。とは言え、ドレスのタイムレスな美しさは、1950年代にオードリー・ヘプバーンが着た「ジバンシィ」のルックを醸し出していました。

 しかし、ボートネックのウエディングドレスでハッとするほど美しかったロイヤル・ブライドは、メーガン妃が初めてではないことに、ニュースサイト「Yahoo 7」が気が付きました。

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サセックス公爵妃のウエディングドレスがこちら。
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 一方、2000年にニューヨークでリヒテンシュタイン公国のマクシミリアン王子と結婚したときのアンジェラ王女の写真がこちらです。

 どちらのドレスもボートネックで、同じようにクリーンでモダンな美しさがあります。メーガン妃のネックラインのほうがアンジェラ王女のより若干広いですが、どちらの花嫁もジュエリーをシンプルにし、頭部のうしろのほうにティアラをつけてヴェールを垂らして、髪は低い位置のシニョンにまとめているのです。

 まったくの偶然かもしれませんが、メーガン妃は、もしかしたら、このリヒテンシュタイン(スイスとオーストリアの間に位置しドイツ語が公用語の国)の公位継承順第5位を夫に持つアンジェラ王女から、インスピレーションを得たのかもしれません。

 結婚する前はアンジェラ・ジゼラ・ブラウンだったアンジェラ王女もアフリカ系のDNAを受け継ぐ女性です。パナマ生まれですが、後にニューヨークに移住。1997年にマクシミリアン王子とパーティで出会ったと伝えられています。

 彼女自身、パーソンズ美術大学で学んだデザイナーで自分のブランドを経営しており、ニューヨークのアッパー・イーストサイドのセント・ヴィンセント・フェラー教会での結婚式で着たウエディングドレスは、自身でデザインしたものです。

 因みにアンジェラ王女とマクシミリアン王子には、2001年に生まれた息子アルフォンス王子がいます。

From TOWN&COUNTRY
Translation / Mitsuko Kanno