常に人を笑顔にさせようと面白おかしい演技や行動をする、俳優のサイモン・ペグ。しかしながらそんな彼は、実はかつて、あらゆることに苦しんでいたのでした。

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Simon Pegg Has Opened Up About His Depression And Alcoholism

 演技派俳優のサイモン・ペグが映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』の成功後、うつ病とアルコール依存症に苦しんでいたことを明かしました。 

「当時、私はうつ病でした。そしていつも、うつの影響を受けていました。それは成功者と見なされ、物事が上り調子になっていったのと同時に、私はどんどん落ち込んでいったのでした…」と、彼は「エンパイア」誌に語りました。 

 
「物質的な成功が私に与えられたにもかかわらず、どうして私は自分の気持ちが満たされないのか理解ができませんでした。しかし実際には、成功が私を満たしていないということではなく、私がうつ病だったから…だから満たされなかったのです」とペグは、病気のために飲酒が増え始めたと語りました。(次ページへつづく)

出演映画の宣伝活動期間中に、4日間行方をくらましていた...

 そして当時、彼が出演した映画を振り返ったとき、彼が実際にどのような状態にあったのかを確認できると言います。 

「映画『バーク アンド ヘア』を観れば、私は肥えていて死んだような目をしているのを確認できるでしょう...。自分でも改めて見返してみると、『最悪な時期だったんだ。私はずっと闇の中にいたんだ』と思います。当時、私は大抵酔っ払っていて、とても不幸だったからです」とサイモン・ペグ。 

 結局、彼は当時、「眠りに落ちていた」と話します。 

「2010年のコミコン・インターナショナルで、私は『宇宙人ポール』を宣伝していましたが、実は私は約4日間行方をくらましていたのです。私はイギリスに戻り、とある場所で、「自分自身の状態がどうなのか?」を確認する必要があったのです」とペグは、当時を振り返りました。 

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 2010年以降、彼は飲酒をやめる手助けを得ることができ、元気になっていったとのことです。

 今では、ハリウッドで唯一無二な存在で多くの映画に出演。直近では、アメリカで2018年7月27日公開予定の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(日本では2018年8月3日予定)にイーサンの友人でありエージェントであるベンジー・ダン役で登場します。
 

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By Tom Nicholson on June 15, 2018
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ESQUIRE UK 原文(English)
TRANSLATION BY Nana Takeda
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊