2018年5月19日に迫る挙式では、メーガン・マークルのドレスばかりが注目されがちですが、ハリー王子が何を着るのかも要注目です。
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The royal will marry Meghan Markle on 19 May
メーガン・マークルは結婚式でどんなウエディングドレスを着るのか、ドレスのデザイナーは誰なのか…、世間の推測が過熱するいっぽうで、ハリー王子は王室騎兵隊の制服を着るとされています。しかし、それにはひとつ条件が…。
最近ずっと生やし続けているあのモジャモジャのヒゲを、剃り落とさなければならないのです。
英国王室の歴史に詳しいヒューゴ・ヴィッカーズ氏によれば、現在33歳のハリー王子は、過去にヒゲを生やしたまま騎兵連隊(ザ・ブルーズ・アンド・ロイヤルズ)の制服を着たことがありますが、そもそも軍ではヒゲを許可していないのです。
「ヒゲを生やして騎兵隊の制服を着ることはできません」と、ヴィッカーズはイギリスの通信協会(PA)に話しています。「彼は時々やることがあるのですが、軍はそれを好ましく思っていません。ですので、サンドハースト王立陸軍士官学校で行進したとき、彼はスーツを着用したのです」と。(次ページへ続く)
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英国陸軍では、規則としてヒゲを認めていません。
しかし2017年の11月、戦没者の慰霊イベントで軍服を着た際、ハリー王子はヒゲを蓄えていたため、一部からそれを批判する声が上がったと報道されています。ヒゲが唯一許されている階級は軍隊付の軍曹(パイオニア・サージェント)ですが、ハリー王子はもう従軍していないため、軍のルールは適用されない可能性もあります。また、専門家のなかには、王子はおそらく、12月にエリザベス女王から与えられた役職である英国海兵隊元帥の制服を着るのではないかと見る者もいるのです。
英紙「ザ・タイムズ」によれば、ハリー王子は約10年所属していた連隊に愛着を持っているとされているものの、社交界においては、元近衛兵や騎兵隊員が結婚式で昔の制服を着るのは“やや流行遅れ”とみなされているのも事実としてあるのです。
一方、王室担当記者のペニー・ジュノーは英誌『エル UK』に対し、「ウィリアム王子の時と比べて式は控えめなものになるし、ハリー王子はもう従軍していないので、モーニングを着るのではないかという気がしますね」と話し、「もし制服を着るとすべてがかなりフォーマルになりますが、彼はそもそも堅苦しくないタイプの男性ですからね」と続けています。
メーガンのドレスはもちろん、ハリー王子がどんな出で立ちで登場するのかも、注目です!!
From: Prima
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Translation / Mitsuko Kanno