ロイヤルツアーでオーストラリア、ニュージーランド、トンガ、フィジーの4カ国を訪問。たくさんの子どもたちと触れ合い、早くも父親らしさをのぞかせていたハリー王子をご覧ください。
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Prince Harry
ニュージーランド・オークランドにあるヴァイアダクト・ハーバーを訪れた際、現地のひとりの男の子とかけがえのない瞬間を過ごしたそうです。
王子が出会ったのは、6歳のオティア・ナンテくん。祖母のテイさんによると、彼は幼いころに母親を亡くしたため、同じような経験をしているハリー王子をとても尊敬していると言います。
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オティアくんから手紙を渡されると、ハリー王子はそれを大切にポケットにしまい、「人生は、何があっても大丈夫だよ。僕も34歳まで生きてこれたし、今は人生を楽しいと感じている。美しい妻と結婚し、赤ちゃんも生まれるんだ。だから、きっと君なら大丈夫。何も心配することはないよ」と優しく声をかけたそうです。
また英「デイリー・テレグラフ」紙によると、王子はテイさんにも「彼はとてもいい子に育っていますよ、おばあちゃん。僕たちにとって、おばあちゃんはとても大きい存在なのです」と話しかけていたのだとか…。
ハリー王子も12歳のときに母ダイアナ元妃を亡くしているため、オティアくんの気持ちが痛いほど分かるのでしょう。
王子からの助言に、きっとオティアくんも勇気づけられたはずです。
From Harper’s BAZAAR
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Translation / Reiko Kuwabara