2018年6月後半、中東を公式訪問する予定になっているウィリアム王子ですが、ぎっしりと詰まったスケジュールの合間に、非常にプライベートな時間を持つことができるようです。

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 その機会にウィリアム王子が行くのは、ヨルダン。妻キャサリン妃が4歳の時に訪ねたのと同じ歴史的場所を訪れることが明らかになりました。実は幼い頃、一時期ヨルダンに住んでいたキャサリン妃一家。写真は、ジェラシュにあるローマ時代の遺跡を訪ねた時のものです。

 ウィリアム王子がこの地を訪問するという詳細が決定すると、ケンジントン宮殿は「ところでここは、ミドルトン一家がヨルダン在住時代に、幼いキャサリン妃が父と妹と一緒に写真を撮った場所でもあります」と発表。

 ミドルトン一家は1984年5月、当時ブリティッシュ・エアウェイズで管理職を務めていた父マイケルの転勤でヨルダンに引っ越したと「The Telegraph」紙は報じています。一家は首都アンマンに住んでいましたが、その地を今回、2018年6月24日から、ウィリアム王子は家族を伴わずに訪問する予定です。

 また、今回の訪問ではイスラエルとパレスチナ自治区でも公務に就きますが、ツアーの締めくくりに、王子はエルサレムのオリーブ山を訪ね、曾祖母アリスが眠る墓地へも行くことが明らかになりました。墓地にはこれまで、王子の祖父フィリップ王配と、父チャールズ皇太子も訪ねたことがあり、王室一家とも重要な関わりのある場所なのです。(次ページへ続く)

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

 ケンジントン宮殿によると、ウィリアム王子は6月28日までの5日間の訪問で、「地域の人々と真の永続的な関係を築くことを楽しみに」しているといいます。

「特に今回のプログラムでは王子は、多くのヨルダン人やイスラエル人、パレスチナ人の同世代の人々や若者と会うことができるのをうれしく思っています。彼ら独自の視点についてだけでなく、将来に向けた共通の野心や希望について学ぶことを楽しみにしています」と発表しているのです。

 きっと個人的にも、ウィリアム王子にとって非常に感慨深い訪問になるであろう今回の旅。ぜひ、充実したものにしてほしいところですね。


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Translation / Mitsuko Kanno