「母親として、息子の70歳をお祝いできることはとても光栄なこと」とのことです。
Queen Elizabeth
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現地時間2018年11月14日、70歳を迎えたチャールズ皇太子をお祝いし、バッキンガム宮殿ではエリザベス女王主催のバースデーディナーが開催されました。パーティにはキャサリン妃&メーガン妃も出席…彼女たちのファッションも気になるけど、メディアの関心はエリザベス女王から息子チャールズ皇太子へと送られた、お祝いの言葉に集まったそうです。
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英王室の公式ウェブサイトによると、女王は乾杯の挨拶でチャールズ皇太子の成長を見届ける喜びについて語ったということです。また、70歳になったことにも触れ、「私も70歳になったとき、母に誕生日をお祝いしてもらいました。バースデーケーキに立てられたロウソクが、吹き消す息によって倒れ始めるのは70歳からです。私の母もその瞬間を目撃しています」と、ジョークを飛ばす一面もありました。
そんなお茶目なエリザベス女王が、チャールズ皇太子に捧げたお祝いのメッセージを下記にご紹介しましょう。
「母親として息子の70歳の誕生日をお祝いできるということは、とても光栄なことです」
「それは、自分の子供の成長を見届けられるほど、長生きしているという証拠でもあります。例えるなら、植えた苗木が立派な木に成長するまでを見届けたような気分です」
「私も70歳になった時、母に誕生日をお祝いしてもらいました。バースデーケーキに立てられたロウソクが、吹き消す息によって倒れ始めるのは70歳からです。私の母もその瞬間を目撃しています」
「フィリップと私はこの70年間、チャールズが自然保護やアートプロジェクトの推進者、慈善活動のリーダー、王室史上最も献身的で尊敬されている次期王位継承者、そして素晴らしい父親へと成長する姿を見守ってきました」
「彼は芯が強く、情熱的で、クリエイティブな人間です。妻カミラにも支えられています」
「今日は私の息子で、“ダッチーオリジナル(チャールズ皇太子の創設した有機食品ブランド、ダッチーオリジナルズにちなみ)”の誕生日をお祝いして、乾杯をしましょう」
「チャールズ(プリンス・オブ・ウェールズ)、乾杯」
ということ…。
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3歳で王位継承権1位になり、次期王位継承者としての歴代最長の在任記録を保持しているチャールズ皇太子。女王である母からもらった心温まる言葉により、いっそう忘れられない誕生日となったことでしょう。
From Harper’s BAZAAR
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Translation / Reiko Kuwabara