今回のハリー王子とメーガン・マークルのロイヤルウエディングにおいて、ベストショットはこのアングルからのお2人だと思うのです。あくまでも「エスクァイア・デジタル」編集部の独断で言わせていただきますが。その見地からさらに探すと…ありました。これぞNo.1の画像が、そしてその撮影者はナイスガイの俳優でした。
そして、中でもひとつ頭抜けた写真を披露したのが、現在、撮影中の映画『Fonzo』(原題)でアル・カポネ役となり、驚くべき変身ぶり披露している名優トム・ハーディ。
2人は共に、スターウォーズの最新作である『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』にカメオ出演したときに知り合ったということで、2018年5月19日の結婚式当日には妻のシャーロット・ライリーと出席しました。
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とはいえ、この世紀の大イベントに招待されたわけですから…。そんなトム・ハーディ、ハリー王子との関係は女性セレブたちの間で言われる、いわゆるBFF(best friends forever=唯一無二の親友)まではいかなくとも、男同士の厚い友情でつながった兄貴と弟分的な存在かと思っていたのですが…。どうやら、BFFでは?と思えるほどの関係性を築いているようです。
なぜなら、トムのInstagramの投稿が、お2人の友情の濃度の高さを痛感させるような写真を投稿したからなのです。
世界中が祝福するこの大イベントの最中、主役である新婦メーガンと新郎ハリー王子のツーショット写真は星の数ほど世界に溢れているのは当然のこと。そこで「エスクァイア・デジタル」編集部としては、「その中でもベストショットはないか?」と探していたところ…見つけたのです。
各国のプレスそして写真画像代理店は、当然、幸せいっぱいの素晴らしい写真ばかりを随時配信していました。ですが、そんななかでもひと際眩い光を放っておる画像がったのです。それを見つけた場所が、トム・ハーディのインスタグラムなのです。
そして、トムとハリー王子の関係性の濃度を示すものは、画像だけではありませんでした。そこに添えられたコメントが…絵文字だらけで訳が分かりません。まさに、男の友情に言葉な要らないとでも言いたいのでしょうか? ※「でも、絵文字は入れてお茶目にキメよう!」と約束したかのように(笑)。
と、お茶目な絵文字コメントを入れたトムですが、当日の様子はご覧の通り…シカゴギャングのアル・カポネを演じている最中なので、坊主頭で貫録の表情です。
一方、トムの妻シャーロットは、ハリー王子のかわいい姪である王女と同じ名前であるだけではありません。彼女は、2017年公開の映画『King Charles III(原題)』ではハリー王子の義姉であるケイト・ミドルトンの役も演じていました。このように夫婦揃って、関係値を深めていったのでしょう。
さらにトムは8年前から、チャールズ皇太子が主宰する若年失業者をサポートするチャリティ「ザ・プリンス・トラスト」の大使だったのです。なるほど、その信頼関係は想像以上に厚いようです。
ちなみにメーガン妃と以前からの知り合いだったかは、不明です。
それでは、トムの撮影したインスタグラム画像をご覧ください。そしてその前に、お2人の位置関係が一番美しいと(「エスクァイア・デジタル」編集部が独断で選んだ)角度からの画像を数枚観たあとに、そのNo.1画像と謎の絵文字をご覧ください。
ハリー王子&メーガンの躍動感と歓喜あふれる表情は堪りませんよ。
ハリー王子&メーガン妃のベストショット01
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この婚約時のオフィシャルポートレートの印象が強いからでしょうか? なぜか、イメージでは向かって右にメーガン妃がいて、左にハリー王子がいるポジショニングにかなりのフィット感をもっています。これも「エスクァイア・デジタル」編集部の独断の見解ですが。
…ということで、このポジショニングで王子と姫に相応しい馬車の上ということで、ベストショットを探すことに。
ハリー王子&メーガン妃のベストショット02
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でも、もう少しアップにしたほうがいいかと思い、これらを選びました。心穏やかなハリー王子と、少々恥じらいを交えながらも手を振るメーガン妃が素敵です。
ハリー王子&メーガン妃のベストショット03
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次に、ハリー王子の笑顔の表情を探すと、こちらを見つけました。メーガン妃の幸せいっぱいの笑顔がたまらなく素敵です。でも、ちょっと横顔なのが勿体ないところでしょうか。
ハリー王子&メーガン妃のベストショット04
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もっとアップはどうでしょう。こちらも恥じらいながらも満面の笑みのところが、幸せ感をリアルに表現していいですね。ハリー王子のちょっと舌を出している瞬間も、いつもと違っていいです。…とはいえ、こちらは変化球的なセレクトになりますね。
ハリー王子&メーガン妃のベストショット05
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そうこうしているうちに、見つけました。こちらがベストショットかと思えるものが…。やはり英国ロイヤル…と言えば手を振るポーズ。このショットでは、お2人揃ってナイスな笑顔で沿道のファンに対してご挨拶をしています。「どうでしょう?」と思いながら、さらに探すと…。
ハリー王子&メーガン妃のベストショット06
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そして、ようやくベストショットに辿りつきました。これ以外ないのではないでしょうか?この、「公」というベールを脱いだお2人の表情、たまらなくないですか? 親友同士にだけ見せる、本心からのうれしさに満ち満ちています。そして、躍動感あふれるポーズ。トムの選んだモノクロカラーそしてハイコントラストなフィルターも、最高です。ぜひ、こちらを凝視してみてください。観ているうちに、こちらまで幸せな気分になるはず。さらにハリー王子に対し、あたかも古くからの友人かのように心が通じ合っているような気に…でも、それは勘違いなので節度をもって臨んでください。
トムが記した絵文字のコメントも、わけわからなくて素敵です。
By CAROLINE HALLEMANN
on May 21, 2018
Town & Country 原文(English)
Photograph / Getty Images
Courtesy of Instagram@tomhardy
TRANSLATION / Kaz OGAWA
※この翻訳は抄訳です。
編集者 / 小川和繁