「離婚なんてナンセンス、馬鹿げている…」と、代理人が一蹴しました。
Victoria Caroline Beckham
おしどり夫婦として知られるヴィクトリア・ベッカムとデビッド・ベッカム夫妻。現代においては、だからこそ浮上するのが不仲説であり、離婚報道ではないでしょうか。
世間ではSNSの普及によって、良質な情報とともに“フェイクニュース”なるダークサイドの情報も流れる時代になっています。そんな渦中にいるカップルのひと組が、こちらのデビッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻。「仲睦まじい」様子を共有する者もいれば、「不仲の噂」を拡大しようとする者もいるわけです。
最近ではその噂も、「離婚」という表現へとヒートアップ気味。そこでUK版『ハーパーズ バザー』が、ヴィクトリアの代理人に直撃しました…するとその返答は、「バカげている」と一蹴されたのでした。そしてデビッドの代理人も同じく、その噂を否定しました。
そしてその2日後、6月10日には「これでも不仲と思うの?」と挑発するかのように、ヴィクトリアはInstagramにデビッドとのツーショット写真をアップ。
この日、デビッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻は、ロンドンで6月9日~6月11日(現地時間)の期間で開催している「ロンドン・ ファッションウィーク・メンズ」に出席。
米国で新しくサッカーチームを設立したデビッドは、直前まで本拠地となるフロリダ州マイアミに滞在していたため、この日会場には別々に現れた2人。ですが昼食時には、英国版『ヴォーグ』の男性編集長エドワード・エニンフル氏(Edward Enninful)を挟んで両隣に着席しました。ふだんはあまり笑わないことで有名なヴィクトリアも、時折笑顔を見せながら終始和やかに過ごした模様です。
その様子が、上のPOSTになります。右肩に添えられたデビッドの手に、そっと触れるヴィクトリアの姿。「やっぱり2人はラブラブだね」「いつまでも仲良しで羨ましい」「お似合いのカップル!」といったコメントが多々見受けられました。
しかしながらその一方で、邪推も飛び交うのが現代です。
「破局報道が浮上した直後に、こんな写真を投稿するなんて痛々しすぎる」「わざわざ仲のよさを“証明”しなくちゃいけないってことは、やっぱり上手くいってないのかな?」「2人は絶対に別れるに決まってる」、などといった意見も世界を駆け巡るのです。
英国で1,2を争うセレブカップル。1999年に結婚し、2人の間にはブルックリン(19歳)、ロメオ(15歳)、クルス(13歳)、ハーパー(6歳)の4人の子どもがいます。互いのビジネスも順風漫歩であり、2018年7月4日には結婚生活20年目に突入することに…。
むしろ、このタイミングだから?
逆に、そんな絶好調のなかアニバーサリーを迎えるタイミングだからこそ、やっかみもヒートアップしたのでしょう。2018年6月8日(現地時間)の朝には、「結婚19年になる夫妻が離婚を発表する模様だ」と断定的な噂=まさにフェイクニュースが突如、SNSで拡散されたのですから…。
ヴィクトリアのほうは、6月8日(現地時間)の朝には娘ハーパーとともに、上のようにスイートな写真をインスタグラムに投稿。そのキャプションには、「(デイヴィッドが)いなくて寂しい。愛してる」と…。
ハリー王子&メーガン妃のロイヤルウエディングに出席したベッカム夫妻。
2人はこの前日に、5月のハリー王子とメーガン妃の結婚式で着た服をオークションにかけると発表したばかりでした。
ヴィクトリア・ベッカムのネイビーのドレスと、ディオール・オムのチャコールグレイのモーニングスーツの収益金は、昨年、マンチェスターにあるアリアナ・グランデのコンサート会場で起こったテロ事件の被害者家族に対しての義援金として贈るチャリティ「We Love Manchester Emergency Fund」に寄せられることになっています。
「火のないところに煙はたたぬ」とは言いますが……とは言え、今回の報道ばかりはタダの噂にしか思えないのです…というのは、「エスクァイア・デジタル」編集部だけでしょうか…。
From Harper’s BAZAAR UK
Photograph / Getty Images
Translation / Mitsuko Kanno