2018年6月に、二人目の娘(次女のレイナ・エリザベス)を出産したばかりのエリザベス女王の孫娘であるザラ・ティンダル(旧姓フィリップス)。実は次女レイナちゃんの出産までに2度の流産を経験していたことを、今回告白しました。

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 ZARA TINDALL REVEALS SHE HAD A SECOND MISCARRIAGE

 遡ること2014年、長女ミアちゃんを出産したザラは、2016年に第2子の妊娠を発表するも、その直後に流産してしまうという悲しい経験をしています。そして今回、英紙「サンデー・タイムズ」のインタビューでは、その後にもう1回流産していたことを明かしたのです。

 それはレイナちゃんを妊娠する前のことで、妊娠初期(もしくは妊娠超初期)に起きたと語りました。「とてもセンシティブな問題でしたから、そのことを誰にも話せない時期がありました。そして、私はそんな時期を乗り越える必要があったのです。でも、いま言えることは、時(トキ)が私を癒してくれました」と…。

 エリザベス女王の孫で、常に世間の目にさらされているザラは、流産を人に報告することの難しさを実感したといいます。「世間が既に知っていることを、改めて自分の口で報告しなければならなかったのです。妊娠超初期や妊娠初期に起きた流産は、親しい友人や家族にしか言わないケースが多いです」。

 初めて流産した時、「自分の体が『赤ちゃんが何かおかしいわ』と異常を見つけた気がしました」と話すザラは、陣痛のあとに出産。そして流産が公式に発表されると、多くのファンから「私たちも同じ経験をした」という励ましの手紙が届き、「夫のマイクも辛い時に、たくさん心配してくれたし、サポートしてくれました」と語っています。

 さらに「パートナーである夫マイクにとっても辛い経験だったはずです。今まで経験したことのない悲しみだと思います。そんな時、家族が心の支えになってくれのです」と続けました。

 ザラはその後、2018年に次女をグロスターシャーにある産婦人科病院ストラウド・マタニティ・ユニットで出産。その9日後には、ザラとマイクは、新しく誕生した娘をレイナ・エリザベス(Lena Elizabeth)と名付け、と声明を発表。

 確かにどこ国でも流産はセンシティブな問題で、経験したとしてもなかなか人公には言えないものです。今回、そんな辛い経験を乗り越えたザラの告白は、多くの女性たちに勇気を与えています。

From Good Housekeeping UK
Photography / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara