2012年公開の映画『007 スカイフォール』にて、ジェームズ・ボンドを支えるQ役に起用された俳優ベン・ウィショー。彼が、再び映画「007」シリーズ次回作に出演する予定であることを認めたと、「ハリウッド・レポーター」誌が伝えています。 

 これはガジェット好きな「007」シリーズのファンの皆さんにとって嬉しいニュースですが、悲しいことにウィショーは、次回作の話の中味については製作陣から「まだ何も聞いていない」として、具体的なヒントは口にしていません。 

「ただ、私の考えでは今年末までは何も起こらない、だから私には何もわからない。私も皆さんと同じ程度しか知らないし…。次回作への出演契約は、確かに結んだと思う。私が知っているのはそれだけだ…」とベン・ウィショー。 

 それでもウィショーは、ダニー・ボイルが次回作でメガホンをとる見通しであることについて、私たちと同じくらい期待を膨らませています。ボイルが次回作の監督を務めることは、本人が2018年3月に認めていたこと。 

「彼が次回作の監督をやることになったという記事を読んで、私はとても興奮した」とウィショーは語っています。

ダニー・ボイル監督の作品に 出演できることを楽しみにしている

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Photograph / Getty Images 

 
 また、「ボンド役を演じるダニエル(・クレイグ)にとって、ボイル以上に優れ、ボイル以上にエキサイティングな監督は私には思いつけない。ボイルと一緒に仕事をするのは、とてもエキサイティングな経験になると思う。私は前から彼の作品が大好きだ」とコメントしていました。 

 ウィショーはシリーズ25作目となる次回作について、過去のボンド映画出演者たちに比べると、より多くの単刀直入な発言をしてきています。それに対して、たとえば『007 スカイフォール』にイヴ・マネーペニー役で出演していたナオミ・ハリスは、「自分に再び出演依頼がくるかどうかはわからない」と以前発言していました。 

 なお、ウィショーは「007」次回作の前に、BBCのミニTVシリーズ『A Very British Scandal』でヒュー・グラントと共演することになっています。 

「007」シリーズ次回作でどんなガジェットが登場するのか、ベン・ウィショーもワクワクしていることでしょう。どこか不思議な雰囲気をもつQが、どのように活躍するのかも見どころですね。


From ESQUIRE UK 原文(English)

Translation / Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。