ジョン・マクティアナン監督が生み出した1988年の名作『ダイ・ハード』は長年、映画ファンたちの間である議論を巻き起こしてきました。

その議論とは、「この映画はクリスマス映画なのか?それともそうでないのか?」ということです。というのも、この映画は、クリスマスの時期に起こる事件を描いており、最後にもジャズ風なアレンジのクリスマスソング『Let It Snow』が流れていましたから。

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そんなファンたちが気になっている疑問に、主役を演じたブルース・ウィリスがついに口を開いてくれました。そう、ジョン・マクレーン刑事から、やっと公式な答えが得られたのです。

『ハリウッド・レポーター』誌のライアン・パーカー記者によれば、このハリウッドの大物俳優はテレビ番組「コメディ・セントラル・ロースト」の収録ステージ上で、「ダイ・ハードは実はクリスマス映画でない」と認めました。

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ライアン・パーカー氏のツイート:

ブルース・ウィリスは、「ダイ・ハードはクリスマス映画じゃない!」という発言で番組を締めくくりました。

ウィリスはこの収録の最後に、「ダイ・ハードはクリスマス映画ではない!」ときっぱりと宣言したようです。

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Bruce Willis Is in an Air Shaft Again - Roast of Bruce Willis
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また、番組内でウィリスは、元妻のデミ・ムーアや同じ大スターの友人などからも、ユーモア溢れる「イジり」を受けていたとのこと。「ブルースとは、『ダイ・ハード』シリーズの3作目まで結婚していたの。4作目と5作目はひどい出来だったもの、当然でしょう」と、ムーアはジョークを飛ばしています。

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『ゴースト/ニューヨークの幻』のスターの口撃は、まだまだ尽きませんでした。ムーアは次に、ウィリスのキャリアについても手痛い発言を浴びせました。

「ブルースは私たちの離婚が、最大の失敗だったと思っているみたいだけど。ブルース、そんなに思い詰めないで。あなたにはもっとひどい失敗があるんだから」。

「『プラネットハリウッド』(ウィリスも出資していた、ハリウッド映画をテーマにしたレストラン。過去2度破産している)に、『ハドソン・ホーク』(ウィリスが主役を務めた1991年の映画。興行は失敗し、批評家からもこき下ろされた)もあったでしょう。それに、マイケル・デュカキスの選挙キャンペーン(88年の大統領選挙で、ブルースが参加した民主党のデュカキス候補の応援キャンペーン。デュカキス候補はジョージ・H・W・ブッシュに敗れた)、『オーシャンズ・イレブン』でジョージ・クルーニーが演じた役のオファーを、『ハーモニカの演奏に集中したいから』って断ったこともあったじゃない」とムーアは言います。

彼女は、それから1987年〜2000年にかけてのウィリスとの結婚生活に触れ、「ウィリスは、私の元夫のなかで間違いなくトップ3に入る人よ」と、またもやジョークを飛ばしました。ムーアが他に結婚したのは、アシュトン・カッチャーとフレディ・ムーアだけですから、当然のことでしょう。

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このように、長年の議論にマクレーン刑事が答えを出してくれましたね。とはいえ、この議論には、これで終止符が打たれるのでしょうか? そうとも言えないように思えるのですが。

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Demi Moore Surprises Her Ex - Roast of Bruce Willis
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こうしてブルース・ウィリスの元妻デミ・ムーアが番組に現れ、ウィルスに対しいくつかの火傷を負わせたのでした。

Source / ESQUIRE UK
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。