『CREED 2』(原題)は、『ロッキー4』と多くのつながりをもつ作品になりそうです。

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Sylvester Stallone Already Has Us Pretty Fired Up About Creed II

「ロッキー」シリーズのリブート映画で、アカデミー賞ノミネート作品である『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『CREED 2』(原題)の製作が順調に進んでいるようです。 

 
 最新作でも『クリード チャンプを継ぐ男』に引き続き、アドニス・クリード役をマイケル・B・ジョーダン、ロッキー・バルボア役をシルベスター・スタローンが演じます。2018年3月下旬、スタローンはこの製作の舞台裏を撮影した2つの動画を投稿しました。1つは彼がリング上に立っているもので、もう1つは彼がロッキー・トレーラーの前で語るものです。 
 

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 最新作は、スタローンが「ロッキー」シリーズのキャラクターをベースに、新たに書き下ろしたオリジナル脚本に基づくもの。このなかでクリードは、『ロッキー4/炎の友情』に登場した、ソ連の悪役ボクサーであるイワン・ドラゴの息子と対決。息子のコーチを務めるドラゴ役には、ドルフ・ラングレンが再び演じることになります。 
 

 ラングレンは以前、1985年の映画のキャラクターを再び演じることについて、「快諾はできなかった」と「ラスベガス・レビュージャーナル」紙に語っていました。 

 ラングレンは「(ドラゴ役は)1年ほど前にスタローンから提案されたことでした」とし、「そのときは快く受け入れることはできませんでした。もう30年前の映画ですから。イワン・ドラゴには過去に生きていて欲しかったんです。ですが、最新作の脚本は素晴らしいものでした。とにかく私に言えるのは、イワンが戻ってくるということです。このロシア人は、新たなチャレンジのためにカムバックするんです」とコメントしています。(次ページへつづく)

シリーズ最新作のあらすじに注目!

『CREED 2』(原題)は、2018年11月に全米公開予定です(日本公開予定日は未定)。 

 スティーブン・ケープル・Jr氏が監督、『クリード チャンプを継ぐ男』のディレクターであるライアン・グーグラー氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、前作に引き続きテッサ・トンプソンがビアンカ役で出演します。映画の詳しいあらすじについては以下のとおりです。
 

 
『CREED 2』(原題)のあらすじ: 
アドニス・クリードは、自らの義務と次の大試合に向けたトレーニングの困難な両立を迫られている。それは彼にとって、大きな人生の試練であった。家族の過去に関係する因縁の相手との対戦は、リングでの差し迫った闘いに彼を奮い立たせる。ロッキー・バルボアは常に彼の側に立っていた。ロッキーとアドニスは共有する遺恨に向き合い、戦いにどんな価値があるのかを問い、家族よりも重要なものはないということを知る。『CREED 2』(原題)は、原点に回帰し、「最初にチャンピオンを生んだものが何だったのか?」を再発見するための物語。そして、「自らの過去から逃れることはできない」ということを教えてくれる。 

 あらすじを読んだだけでワクワクしてしまいます。それはなぜか? それはボクサーの成長を記録する物語には、あらゆる人が人生で直面する葛藤において共感できるメッセージが多く含まれているからではないでしょうか。シリーズ最新作でも、クリードとロッキーの熱い師弟関係が見どころのひとつになっています。

By Matt Miller on April 4, 2018
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ESQUIRE US 原文(English)
TRANSLATION BY Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊