2017年8月に日本公開予定の、
『スパイダーマン:ホームカミング』。
本作に登場する3代目スパイダーマン役には
若干20歳のトム・ホランドが抜擢されました。
原作のピーター・パーカーの年齢により近いトムが、
予告編で無邪気な演技を魅せてくれています。
Spider-Man Just Wants to be Treated Like a Big Boy in the New Homecoming Trailer
過去15年間で、3度にわたってスパイダーマンは実写化されました。主人公のピーター・パーカーを演じた最初の二人は、もはや高校の同窓会に出席してもよいくらいの年齢でした(2002年の『スパイダーマン』で主演したトビー・マグワイアは当時26歳でしたし、2012年の『アメイジング・スパイダーマン』のときのアンドリュー・ガーフィールドは当時27歳でした)。
マグワイアがスパイダーマンとして最後に登場してから10年もしないうちに(ガーフィールドが初めて登場してから5年後)、第3のピーター・パーカーが登場したのです。そして今回、このヒーローを演じる俳優は20歳のトム・ホランド。スタン・リーとスティーブ・ディッコのコミックに描かれたキャラクターの年齢に、いちばん近いキャスティングになったのです。
彼は確かに子供のように見えるだけではなく、話し方や演技も若々しいのです。悩みを抱え、泣き言を言い、不遜の振る舞いも目立つピーター・パーカー。怠け者で聞き分けのない、平均的な若造のキャラクターを演じるには、今回のホランドが一番現実味のある役者と言えることでしょう。
アイアンマンとスパイダーマンの関係性にも注目を!
予告編ではトム・ホランドとともに、アベンジャーズのリーダーでもあるアイアンマン(トニー・スターク)を演じるロバート・ダウニー・Jrにも注目してみてください。
新作のスパイダーマン映画におけるアイアンマンの役割は、パーカーをやりこめる役です。「うまくやってくれ!」と、スタークはピーターを叱咤します。スパイダーマンのほうは、他のヒーロー同様に自分を扱ってもらいたいばかりに、「自分の力でこれをやりたいんだ」と、スタークに言い放つ次第…。
わずか2分間の予告編に、上から目線のトニー・スタークが何度も登場することから考えると、「撮影現場でもトム・ホランドはやり込められていたのでは?」と、ちょっと心配になるぐらいです(笑)。
そんな『スパイダーマン:ホームカミング』は、2017年8月11日より、日本全国でロードショーとなります。
By Matt Miller on March 28, 2017
Photos by Esquire US
ESQUIRE US 原文(English)
TRANSLATION BY Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊