新作映画はヌードが条件。ジェニファー・ローレンス「内側からパワーが湧いてきた」

新作映画『レッド・スパロー』でヌードシーンに挑戦した女優ジェニファー・ローレンス。ヌードになるのは「怖かった」けれど、「失った何かを取り戻せたような感覚」もあったと打ち明けたそうです。

Jennifer Lawrence reveals the "empowering" reason she went nude for her new film　

　ジェニファーは、米ニュース番組『トゥデイ・ショー』に出演し、はじめは同映画への出演を躊躇していたことを告白。「最初はオファーを受けるのが怖かったんです。ストーリーを伝えるには、フルヌードになる必要があると分かっていたから」「だからなかなかイエスとは言えなかったわ。そしてオファーを受けようと決意した夜も、緊張のあまり全然寝られませんでした。だってクラスメート全員の前で、ヌードになるようなものでしょう。でも撮影が終わったら、内側からパワーが湧いてきたの…」と。

　それから米テレビ番組『60ミニッツ』に登場したジェニファー。そこでは、過去のヌード写真流出事件がもたらした影響についても語りました。「ヌードになることで失った何かを取り戻せたような、そんな不思議な感覚もありました」「これは私の身体、私の美学、私の選択肢なんです。私の胸を見たくなかったら、映画『レッド・スパロー』も見ない方がいいかも（笑）」とコメントしています。
　

Photography / Getty Images

　
　2013年頃、アップルのiCloudがハッキングされ、ジェニファーやケイト・アプトンなど、人気セレブたちのプライベート写真がネット上に流出するという騒動が勃発しました。他人から画像を盗み、利益を得ている人がいることについてジェニファーは、「性的搾取や人権侵害といった被害を受ける人がいるのに、自分の利益しか考えないなんて信じられない」「そんな人間味が欠落した人がこの世の中にいるなんて、私には理解できない。思いやりがなく、いい加減で空っぽな人間にはなりたくはないわ」とコメントしています。

　そんなジェニファーは映画『レッド・スパロー』で、バレリーナからスパイになった主人公を演じます。どんな演技を見せてくれるのかに注目です！
　

From Harper’s BAZAAR UK
Courtesy of The Today Show, 60 Minutes
Photography / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara