クエンティン・タランティーノ監督の代表作、『パルプ・フィクション』に登場したロサンゼルスの家が売りに出されているそうです。
The House From 'Pulp Fiction' Is Up For Sale (If You Need Somewhere To Lay Low For A While)
クエンティン・タランティーノ監督の代表作『パルプ・フィクション』で、タランティーノ本人が演じたジミーの家が売りに出されています。
この家については、ジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)とヴィンセント(ジョン・トラボルタ)の2人が、マシンガンのようにしゃべるフィクサーのウィンストン・ウルフ(ハーヴェイ・カイテル)の助けを借り、血が飛び散った車の掃除について話すシーンが有名ですね。
不動産ブログ『Curbed』によれば、「このスタジオシティの家は、再開発や改装後の転売を想定した物件として売りに出されています」とのこと。
また、この家の現状については、「キッチンは映画撮影当時の多くの特徴を残しているようです。たとえば、コンロ奥の扇形のカウンターなどはそのままです。広々としたリビングから明るいベッドルームまで、家中の床が堅木張りになっています。この住宅は完璧にメンテナンスされ、ビルトイン家具や可愛らしいレトロなバスルームシンクなど、多くのビンテージ風の特徴を維持しているようです」とのこと。
映画の中のレトロな壁紙については、変わってしまったのかもしれません。ですが、なおも映画史に残る家であることは間違いないでしょう。ちなみに価格は139万5000ドル(約1億4800万円)。残念ながら、「タランティーノ映画の懐かしい瞬間を個人的に再現したい」という動機から、気軽に買える額などではありませんでした、当然ですが…。
By Esquire Editor on March 15, 2018
Photos by Esquire UK
ESQUIRE UK 原文(English)
TRANSLATION BY Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊