帝国軍の攻撃によってオルデランが消滅していく姿を誰が忘れることができるでしょうか?
このシリーズが、最初に公開されたのは1977年。その映画は斬新にもエピソード4から世にお目見えしたのです。
タイトルは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』。あれからもう、40年以上も経っているのですね。そして、そんな時間の経過など感じさせないほど、未だに大人気シリーズとなっています。
「スター・ウォーズ」といえば、ライトセーバーのあの光とあの音…が真っ先に頭に浮かぶ方が多いことでしょう。善と悪に揺れ動きながら無限の戦いが続き、ライトセーバーでは腕を切るという衝撃的なシーンもあります。ですが、ここで言わせてください。「スター・ウォーズ」にとって、真の見どころといいのは“爆発シーン”なのです。
そこで、シリーズの中でも印象的かつ熱狂的な映画ファンをもうならせる見事な爆発シーンを、スローモーション&逆回しで振り返ってみましょう。その言葉に、納得していただけるはずです。
スーパ・レーザーによって、惑星一つが破壊される様子を感慨深く眺めるグランド・モフ・ウィルハフ・ターキン。
反乱軍の指揮官の驚くべき処置で、無敵かと思われた「AT-AT」を見事に倒す様子。ちなみに「All Terrain Armored Transport」を略しています。訳すなら、「全地形対応装甲トランスポート」でしょうか。クワット・ドライブ・ヤード社製の4脚式戦闘用ウォーカーになります。
ランド・カルリジアンと仲間たちが操縦する「ミレニアム・ファルコン」によって、建造中だった帝国軍の第2デス・スターを破壊したときのシーン。喜ぶ反乱軍に誰もが感動したのでは⁉ ちなみにランド・カルリジアンは惑星ソッコーロ出身の人間で、かつては口のうまい密輸業者だったのですが一獲千金を狙うギャンブラーに。そして次第に帝国との戦いを重ね、自らの危険をかえりみずに先導するリーダーとなったのでした。
旧共和国の再建を目指す組織である反乱同盟の創設に際して、重要な役割を果たした「オルデラン」。その善の象徴たる星が、帝国軍グランドモフ・ウィルハフ・ターキンによって、(初代)巨大要塞デス・スター・バトル・ステーションの武器「スーパーレーザー砲」のテストの標的にされました。そして無惨にも破壊されたのです。この破壊を生き延びた数少ないオルデラン出身者のひとりが、王家の後継者であるレイア姫だったのです。
デス・スターのトレンチ(溝)で、見事な操縦を見せつけたダース・ベイダー。こちらが大きな爆破ではありませんが…。
制御不能となった宇宙戦艦「スーパー・スター・デストロイヤー」が、第2デス・スターの地表へと落下していく様子を目の当たりにしているアクバー提督。表情はいまいち読めませんが、大喜びしていたのは確かです(笑)。
反重力リパルサーリフトを利用した乗り物「スキッフ」が爆発しそうになったところ、タトゥイーンのような砂漠の惑星で多用されていた「デザートスキッフ」へ飛び乗りレイア姫等とルーク。
危機に瀕した帝国軍の本船に、一人残ったアミリン・ホルド副提督(涙)。ちなみにレイア姫にとってホルドは、ルークやハン・ソロよりも長い付き合いになります。ホルドはガタレンタ星出身なのですが、レイアが共和国時代の元老院見習いだったころ、知り合っていたのでした。
重武装機動式ウォーカーである「AT-M6」によって、猛威的なメガキャリバー6キャノンによる攻撃を次々と受けながらも、まったく平気なルーク。それに対し、驚きを隠せないカイロ・レン。ちなみに、旧銀河帝国が使用した全地形対応装甲トランスポート「AT-AT」に似ていますが、より巨大です。背中にメガキャリバー6キャノンを積んでいたので、名前も「AT-M6」になったようです。
デス・スターの砲撃を受け、惑星スカリフが破壊される様を見ている反乱軍のラダス提督。ちなみに砲撃を受け、崩れ落ちる塔は「シタデル・タワー(Citadel tower)」。スカリフの帝国安全管理施設の中に建てられていた巨大なタワーで、ここの情報保管庫にデス・スター設計図のデータが収蔵されていました。
デス・スター2の反応炉を破壊した「ミレニアム・ファルコン」と数機の「Xウイング」は、デス・スター2から飛び出してくるシーン。その直後に、デス・スター 2は大爆発します。 《関連記事》『「スター・ウォーズ」に登場するマイナーだけど人気なキャラクター』 『スター・ウォーズのおもちゃ ―最高価格は約900万円』 From POPULARMECHANICS(原文:English)Translation by Mirei Uchihori※この翻訳は抄訳です。
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