2018.11.05

絶望的な状況でのハッピーエンド

実は幻のハッピーエンドがあった!今だから明かせる、映画『ターミネーター』の裏話

人類滅亡を目論む人工知能と人類の戦いを描いた傑作、『ターミネーター』シリーズ。そんな第1作目『ターミネーター』には、実は違うエンディングが用意されていたことがこのたび判明しました。

実は幻のハッピーエンドがあった!今だから明かせる、映画『ターミネーター』の裏話
(c) Tristar Pictures

 
The Terminator Almost Had a Happy Ending That Would Have Ruined the Franchise

 映画『ターミネーター』シリーズの最初の2作品のことを思い返すと、筆者である私(Matt Miller)としては、「スカイネット」を応援しないわけにはいきません。
 
 「スカイネット」とは、この映画に登場する架空のコンピュータおよびその総体のこと。自我が芽生え、自身と世界を救うためには、「人類」を滅ぼすしかないという答えをはじき出した例のAI(人工知能)のことです。
 
 最近、さらに私自身のこの考えこそ、「正しいことではないか」と強く思うようになりました。そう、「スカイネット」は正しいようです。人間こそ、この大自然を遠慮なく破壊し続ける醜い生き物ではないか…と思わざる負えないのです。このような私の前提に賛同していただける皆さんにとっては、この『ターミネーター』は気分の滅入る映画といっていいかもしれませんね。
 
 1984年に最初の作品がリリースされた同シリーズ、その第1作目となる『ターミネーター』では、2人の主役のうちの一人がターミネーターによって亡き者にされています。 
 
 『ターミネーター』第1作の最後の場面で、カイル・リース(主人公サラ・コナーを守るために、2029年から1984年という過去に送りこまれた人間のレジスタンスの兵士)は、パイプ爆弾でターミネーターとともに自爆して死んでいきます。そうして最後のほうでサラは、圧搾機(ハイドローリック・プレス)によってターミネーター(T-800)を潰し、窮地を脱したのちにカイルの息子を生むことになります。 
  
 そうしてこの子が成長して後に、レジスタンスの英雄ジョン・コナーになるわけです。でもこの撮影当時、『ターミネーター』を製作した映画会社の意見が通っていたら、あの作品はもっとハッピーなエンディングになっていたのです。

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By Matt Miller on October 24, 2018
Photographs by (C)Tristar Pictures and Shutterstock
ESQUIRE US 原文(English)
 
TRANSLATION BY Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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