テイラー・スウィフトが1年前の今月、セクハラ裁判に勝訴をしたことを振り返りました。
Getty Imgaes
Taylor Swift reflects on sexual assault case: "This is the day they believed me"
昨年2017年8月の出来事です。
2013年に行われたコンサートのバックステージにて、元ラジオDJのデヴィッド・ミューラーが自身のスカートの中に手を入れてお尻をつかまれたとして、テイラー・スウィフトはデヴィッドを訴えていました。
そして約1週間にわたる裁判の末、テイラーは勝訴の判決を獲得。ミューラーは1ドルの賠償金を支払うよう命じられました。テイラーの弁護士いわく、「彼女は自分のためではなく、職場でセクハラ被害にあっているすべての女性たちのために立ち上がったのです」と説明。
それから1年後の2018年8月14日、フロリダ州タンパにあるレイモンド・ジェームス・スタジアムで、コンサートを行った彼女は、当時を振り返りファンにこう語りました。
「2017年の今ごろは、今みたいにコンサートを開催できませんでした。私はコロラド州デンバーの法廷にいたのです。そこではセクハラをめぐる裁判が行われていました。そして1年前の今日、陪審員たちが私の訴えを認めてくれました。彼らは私の主張を信じてくれたんです」と…。
テイラーは他にも、自分をサポートしてくれたファンに感謝の気持ちを伝え、セクハラ被害を公表した勇気ある女性たちを称賛しました。
「周囲に信じてもらえない人たち、ずっと信じてもらえなかった人たち、信じてもらえないからと話すことを躊躇している人たちのことをいつも心配しています。私も、もし主張したことが信じてもらえなかったら、人生どうなっていたか分かりません。ここで一番に言いたいことは、これからの道のりはまだまだ長いということです。人生のどん底にいる時に、サポートしてくれたみんなにとても感謝しています」とテイラー。
そして2015年に、ミューラーがテイラーのセクハラ主張により「ラジオ局での仕事を失った」と彼女を提訴したにも関わらず、今まで2013年に起きた出来事をファンに話すことができなかったことを謝罪。
「山あり谷ありの人生の中でみんなと出会い、知り合うことができてとても幸せです。本当にありがとうございます。このことをずっと話せなかった上、話が全然まとまっていなくて…ごめんね。」と。
裁判から1年を経て、やっとファンに感謝の気持ちを伝えることができたテイラー。心の中が整理され、気持ちも前向きになった様子。
俳優ジョー・アルウィンとの順調交際も、彼女の背中を押したに違いないことでしょう。
From Cosmopolitan UK
Photography / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara