線維筋痛症という自身の抱える病気を公表し、今月開催予定だったヨーロッパツアーの延期を発表したレディー・ガガより。
Courtesy of Netflix
Lady GaGa
彼女の素顔や闘病生活に迫ったドキュメンタリー『Gaga: Five Foot Two(原題)』がいよいよ、2017年9月22日(現地時間)よりNetflixにて配信されます。
ドキュメンタリーの予告映像には、長年苦しんでいるという身体的および精神的な痛みと葛藤しながら、過酷なワールドツアーや音楽活動に取り組む姿がリアルに描かれています。
アヴァンギャルドな衣装を着るようになったきっかけについては、「プロデューサーたちがセクシーな衣装を用意したら、いつもそれにちょっぴりばかげたニュアンスをプラスするようにしていた。そうすることによって、ほんの少しだけ自分のパブリックイメージをコントロールすることができたから…」と明かしています。
さらには、長年「偏執病(パラノイア)、恐怖心、身体的な痛み、心配性」に悩まされていたことも包み隠さず吐露。「私の場合、日中は誰かにずっと体を触られたり、ずっと話しかけられたりしているけれど、夜になるとひとりぼっちなの。一人一人が去っていって、完全なる静けさの中で過ごしている」と、1日の中に静と動のギャップがあることも語っています。
筋肉の痛みとそれに伴う気分の変動や疲労が生じる線維筋痛症を患っていることについては、ポジティブに捉えているようで、「この病気になってから5年ほど経つけれど、今でも音楽やファンについて考えるとアドレナリンが沸き上がってくるの。そうしたらなんでもできそうな気がする!――以前は自分の体に満足していなかった。でも今は違う。そう思えることが嬉しい」とコメントしています。
2017年9月16日(現地時間)には、激痛によりブラジル・リオデジャネイロで予定されていたコンサートを中止したという心配なニュースが報じられたレディー・ガガ。ゆっくり休養して、またステージで元気な姿を見せて欲しいと願ってやみません。
From Elle
Courtesy of Netflix
Translation / Reiko Kuwabara