2018.05.01

会場が“工事現場”に? 

「エスパス ルイ・ヴィトン」でベルトラン・ラヴィエの個展開催中

フランス人アーティスト ベルトラン・ラヴィエの展覧会が現在、エスパス ルイ・ヴィトンで開催中。そこで、自らの作品を「工事現場」と呼ぶその理由とは何なのか?

「エスパス ルイ・ヴィトン」でベルトラン・ラヴィエの個展開催中
La bocca sur Zanker © Adagp, Paris 2018

 
エスパス ルイ・ヴィトン東京

 2018年9月24日(月・祝)までエスパス ルイ・ヴィトンで開催中の、フランス人アーティスト ベルトラン・ラヴィエ(Bertrand Lavier)の展覧会『Medley』。
 
 1949年フランスに生まれ、ヴェルサイユの国立高等園芸学校で、以降彼の芸術観に影響を与え続けることになる園芸を学び、1970年代初頭からアーティスト活動を始めたラヴィエ。彼は、大量生産された既製品(=レディ・メイド)からその機能を取り去り、オブジェに変貌させたマルセル・デュシャンのスピリットや、ポップアートの大衆文化的イメージ、また既製品や廃品に囲まれた社会に現実性を見出す「ヌーヴォー・レアリスム」の手法を混合させる作風で知られています。 
 
 これまでにも世界各地の美術館やイベントで展示をしている、フランスを代表するアーティストです。 
  

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Atomium detail n10 © Adagp, Paris 2018

 
 
 冷蔵庫やテーブルなど、大量生産される日常的プロダクトに何層もペイントを塗り重ねたり、いくつも積み重ねたり、台座に設置したりすることでそのアイテムは本来のコンテクストから隔離され、オブジェと化す――そうした作品を彼は、「工事現場」と好んで呼びます。これはあえてオブジェを完成物とみなさず、常に立ち戻って手を加える可能性を残していることを意味しているのだそうです。
      

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Empress of India © Adagp, Paris 2018

 
 
 本展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵するラヴィエのコレクションの中からアイコニックな7点を展示。
 
 ジャンルや素材を自由自在にミックスし、私たちの物の見方や慣れ親しんできた芸術の解釈方法を揺るがす彼のアプローチと才能を垣間見られるセレクトとなっています。逆説的かつ明確な視覚的インパクトをもたらすラヴィエの作品を、存分に堪能してみてください。 
    

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Paysages-Aixois © Adagp, Paris 2018

 
 
『Medley』
 
会期/~2018年9月24日(月・祝)
会場/エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所/東京都渋谷区神宮前5-7-5
  ルイ・ヴィトン表参道店 7階
時間/12:00~20:00
休館日/ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる
入場料/無料
URL/http://www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/

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