スーツやグレイパンツといったベーシックアイテムに、スタジャンやアロハを組み合わせ、上品だけど遊びを効かせた着こなしが今の気分。ルイ・ヴィトンの2018春夏プレ・コレクションなら、理想的な大人の旅スタイルを叶えてくれます。
Louis Vuitton
キメすぎず、ユルすぎない!
新しい大人のためのコンサバ
真面目すぎはつまらないけど、だらしないのは論外。大人はドレスとカジュアルを上手に組み合わせ、普通なようで普通じゃない着こなしを楽しみたい。そんな理想のバランス感を提示しているのが、ルイ・ヴィトンの2018 春夏プレ・コレクションです。
インスピレーションとなるのは、やはり旅。メンズ・コレクション アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズは今季、アメリカのウエストコーストやハワイに着目しました。具体的には、1960〜70年代に活躍したヨセミテの登山家、ヴェニスビーチのスケーター、ノースショアのサーファーといった冒険的スピリットにあふれた男たちの着こなしです。アウトドアスタイルのニットやブーツ、カレッジスタイルのヴァーシティジャケット(=いわゆるスタジャン)といったアイテムが登場し、そこへボタニカルなプリントを取り入れました。スーツはタイドアップではなく、カジュアルなアイテムにもコーディネート出来るようバリエーションが増えたのです。
スーツもスタジャンもアロハシャツも、アイテムそのものはいたってベーシックであるものの、ミスマッチとも言えそうな組み合わせや、ちょっとしたディテールの変化によって、まったく新しいスタイリングに生まれ変わる。そうしたメンズクロージングの本質を、モダンに提示してみせたのです。それはまさに、キメすぎず、ユルすぎない、現在進行形のコンサバスタイル。大人の遊び心を満たすリアルな着こなしに、ルイ・ヴィトンのサヴォアフェールが適任なのは言うまでもありません。
スタジャンの赤を差し色に
スーツをカジュアルにこなす
スーツ31万3000円(予定価格)、インナーに着たブルゾン33万6000円、Tシャツ7万4000円、靴11万8000円(参考色)、腰につけたコインケース6万1000円、サングラス4万5000円、ボストンバッグ18万7000円、バッグにつけたショルダーストラップ6万4000円(すべてルイ・ヴィトン) ●お問い合わせ先/ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL 0120・00・1854
セミフォーマルにも使える黒スーツのインナーに、鮮やかなスタジャンを合わせたコーディネイト。全体的にはスリムながら、ウエストにゆとりをもたせたガストン・フィットなので、こうした自由なレイヤードも無理なくまとまります。足元にはスニーカーを合わせ、シックな色合いの“キーポル”にはあえてポップな色みの、新作別売りストラップを加えています。
●お問い合わせ先
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
TEL 0120・00・1854
Photograph / Yoshiyuki Nagatomo
Styling / Taichi SumuraHair / TAKAO HAYASHI (ota office)Model / Hideki Asahina (DONNA)Composition& Text / Takuro KawaseEdit / Masahiro NishikawaCooperation / NEST INN HAKONE