名古屋にて、すぐに真似したくなるような装いの洒落た男たちをスナップ!
平日のシックなスーツから一転して、休日にはトレンドを果敢に取り入れている名古屋メンズたち。レトロなセットアップやバンドカラーシャツにニットポロなど、流行を品よく着こなす姿が目立ちました。今回は、そんな名古屋の街で見つけた最旬の着こなしを6つのカテゴリーに分けてご紹介します。オフの着こなしの参考にしてみてください。
【TREND 1】
一枚でもインナーでも
やっぱり今年はニットポロ
今季のトレンドの筆頭にあがるのが、上品な織地のポロシャツ。台襟がなくエレガントな首元が特徴的で、一枚で着てもサマになり、ジャケットやスーツのインナーに合わせればグッとモダンになります。《SNAPはコチラ》
【TREND 2】
セットアップはリラックスした
インナーと足元で着くずす
引き続き人気のセットアップには、ニットやカットソーなど“楽品”アイテムが相性よし。足元はくるぶしを見せつつ、ローファーやスニーカーで抜きを作ると好印象。《SNAPはコチラ》
【TREND 3】
デニムもショーツも
“どっかで品よく”を意識する
夏の休日スタイルに欠かせないデニムとショーツ。だらしなく見えないように、選ぶシルエットや合わせるアイテムで“楽できちんと”な装いを目指しましょう。《SNAPはコチラ》
【TREND 4】
バンドカラーシャツを選べば
いつもの装いが旬になる
キッチリしすぎず、着こなしに差をつけたいときに使えるバンドカラーシャツ。顔まわりをすっきりとやさしい印象に見せてくれ、こなれた雰囲気を演出してくれるスグレモノ。名古屋の洒落者は、旬なアイテムをしっかり取り入れています。《SNAPはコチラ》
【TREND 5】
スカーフのちょい巻きで
色気とトレンド感を足す
いつものスタイルにひと匙プラスすることで、その力を発揮してくれる。それがスカーフです。これを首に巻くだけで、上品さだけでなく旬な色気も醸してくれます。色や柄で遊ぶのもお洒落の醍醐味。チャレンジしてみて損なし。《SNAPはコチラ》
【TREND 6】
旬だけど難易度高めのアイテムは
黒を選べば上手に決まる
旬で個性的なアイテムも、上手に取り入れたい…。そんな場合は黒の出番です。モノトーンでまとめてシックに、または明るいトーンコーデの引き締め役にと、やりすぎずしっくりくるのが黒なんです。《SNAPはコチラ》
【TREND 1:ニットポロ】 小澤和司さん(会社員/39歳)
ニットポロなら
色落ちデニムも上品に
ポロシャツをはじめ、アイウエアからシューズまでブルーを取り入れた統一感のあるスタイル。夏の定番、シアサッカーのジャケットが涼しげです。ウォッシュドデニムがリラックス感を後押し。
【TREND 1:ニットポロ】 平山敬史さん(会社員/29歳)
ポロの襟をアウトさせる
洒脱なテクニックが小粋
ボリオリのジャケットにPT01のパンツなど、『MEN'S CLUB』ドンズバなアイテムを合わせた、ジャケットスタイルです。サイジングが絶妙だから、ポロシャツは開襟しても上品な印象に仕上がっています。
【TREND 1:ニットポロ】 森田俊孫さん(会社経営/49歳)
大人の色気を醸す
渋色ニットポロ
一枚で着ても存在感のある、編み柄が入ったチルコロのニットポロ。グッチのベルトとビットモカシンを組み合わせた着こなしは、大人の男だからこそ楽しめるラグジュアリーな世界観です。
【TREND 1:ニットポロ】 齋藤 俊さん(スタイリスト/25歳)
キャラとマッチした
アースカラーの装い
ジャケットはご自身でデザインしてオーダーしたお気に入りの一着。ポロシャツの小さめの襟と、ジャケットのバランスが絶妙です。ボトムスはカーキのワイドパンツを合わせ、旬を演出しています。
【TREND 1:ニットポロ】 富田一哉さん(会社員/51歳)
休日ジャケットに
遊びを生む白ヴェスト
全身をネイビーでまとめたトーンコーデで、インナーにニットポロを合わせた今年らしい着こなしです。アントレアミのテーパードデニムとサントーニのスリップオンによって、モダンな印象に仕上がっています。
【TREND 2:リラックスインナー】 佐々木伸治さん(公務員/42歳)
白インナー×スカーフで、
カーキがより都会っぽく見える
オフホワイトのインナーの首元に、ドットのスカーフをプラス。そうすることで、土臭いカーキのセットアップが大人っぽく仕上がります。袖と裾をロールアップすることによる肌見せにより、爽やかな印象もプラスしています。
【TREND 2:リラックスインナー】 白井 学さん(会社員/54歳)
トレンドのソラーロスーツは
シックなインナーで引き締める
ボリオリのソラーロスーツを主役に、インナーは黒のニットポロで引き締めています。ベージュのセットアップはちょっと難しい色みですが、ご自身がもつエレガントなムードで上品に着こなしています。
【TREND 2:リラックスインナー】 伊藤博吉さん(看護師/43歳)
バックパックとスニーカーで
セットアップがスポーティに
ジュンハシモト×ナノ・ユニバースのセットアップは、ゆったりシルエットが特徴です。パンツはドローコード付きだから、カットソーとスニーカーなどスポーティなアイテムとの組み合わせがマッチしています。
【TREND 2:リラックスインナー】 北田英雄さん(会社員/36歳)
カーキのボーダー柄で作る
ひと癖あるマリンスタイル
ナノ・ユニバースの薄軽セットアップに合わせたのは、白×カーキのボーダー柄カットソー、足元はデッキシューズ。同系色でまとめずに、カーキで色をハズすことでマリンスタイルに変化をつけています。
【TREND 3:“楽できちんと”】 ヴィトルさん(モデル/27歳)
ヴェストを効かせたワントーンで
デニムスタイルを格上げ
シャツとデニムのシンプルなアイテムを上手に合わせた、お手本のようなコーディネイト。無造作にまくった袖や大胆にボタンをはずした胸元で男っぽさを適度なダメージデニムで抜け感を出し、ブルーのワントーンでまとめた上にヴェストを加えてことで上品さをキープしています。
Vest _ モンテドーロ
Shirt _ インディビジュアライズド シャツ
Pants _ リチャード ジェイ ブラウン
Shoes _ エンツォボナフェ
【TREND 3:“楽できちんと”】 田代恵一さん(公務員/45歳)
王道プレッピーを短パンで
季節感たっぷりに演出!
ネイビーのジャケットに、ギンガムシャツとボーダーのニットタイを合わせたアイビールックを彷彿させる王道スタイル。ボトムスは夏っぽく、白ショーツで爽やかに仕上げています。着こなしの上品さを際立たせる、シャツのタックインやローファーにも注目です。
Jacket _ エディフィス
Shirt _ 麻布テーラー
Pants _ PT01
Shoes _ オールデン
【TREND 3:“楽できちんと”】 長尾真志さん(会社員/35歳)
ボリオリのクラシックなダブルブレストジャケットを、ライトな色落ちが夏らしいシビリアの美脚デニムでドレスダウンさせた軽やかなスタイル。スニーカーのターコイズカラーもアクセントになっています。
【TREND 3:“楽できちんと”】 吉田章悟さん(販売員/23歳)
ウインドウペーンのシャツに合わせたのは、グレイのニットジャケット。涼しげな色と素材感が好印象です。トートとハットの素材感を合わせて、キレイめなカジュアルを演出しています。
【TREND 3:“楽できちんと”】 森川 勇さん(会社員/46歳)
半袖トップスとチノ地のショーツ、スニーカーやバックパックなどスポーツマインドを感じさせる装い。ですが、アイテムをモノトーンでまとめているので、都会的な印象もプラスされています。
【TREND 3:“楽できちんと”】 神戸直也さん(DJ/42歳)
ショーツのセットアップは、決めすぎないのが正解! アメカジっぽいシャンブレー素材がリラックス感もあって好印象です。キャラクターに合った小物選びが、アーティスティックな個性を発揮しています。
【TREND 3:“楽できちんと”】 吉田幸平さん(会社員/38歳)
イタリアンカラーシャツの襟を颯爽と立て、ブラックリネンのショーツを合わせたコーデ。タイトなシルエットとモノトーンの色合わせによって、清涼感抜群です。足元もスニーカーでスポーティに演出しているところも◎。
【TREND 4:バンドカラー】 柏木貴之さん(販売員/38歳)
クラシカル半分スポーティ半分、
これがトレンドを感じるさじ加減
ピンストライプのバンドカラーシャツはクラシカルな趣。そこにスポーティなドローコードパンツを合わせることで、旬なムードが生まれます。今季注目のグルカサンダルや重ねづけしたファンタスティックマンのアクセなど、小物選びにもセンスを感じます。
Shirt _ エディションズM.R
Pants _ マルティニーク
Shoes _ ユケテン
Eyewear _ オリバーピープルズ
【TREND 4:バンドカラー】 堀内省吾さん(会社員/38歳)
カーディガンとバンドカラーシャツの優しげな雰囲気に、ドローコードパンツでシャープなスポーティ感をミックスしています。グルカサンダルとメッシュバッグで、夏らしい味つけも忘れていません。
【TREND 4:バンドカラー】 稲山賢一さん(出版業/46歳)
個性的なスタイルに
バンドカラーの清潔感が際立つ
サルトリア仕立てのコットンジャケットとバンドカラーシャツのクラシコスタイルに、デザインの効いたパッチワークパンツを合わせた攻めのコーディネイト。トムブラウンのアイウエアやジョンロブのスリップオンなど、ハイブランドで上手に遊んでいます。
Jacket _ L.B.M.1911
Shirt _ ニック ウースター
Pants _ カラー
Shoes _ ジョンロブ
【TREND 5:スカーフちょい巻き】 谷 聡さん(会社員/45歳)
シンプルな白Tコーデが、
スカーフひとつで旬になる
ジャージー素材のジャケットと、ネックの空きが絶妙なインナーで抜け感を演出しています。クリース入りの細身のパンツで、きちんと感を醸しています。全体的にモノトーンの装いですが、グリーン系のスカーフを巻くだけでぐっとエレガントに。差し色として効いていますね。
Jacket _ ビームス
Knit _ ビームス
Pants _ ビームス
Shoes _ シップス
【TREND 5:スカーフちょい巻き】 上原謙介さん(販売員/33歳)
アズーロ・エ・マローネを夏らしく、軽い素材の上下で表現。適度なボリュームのバンダナ柄のスカーフもエレガントな印象です。足元のタッセルローファーが、今っぽいレトロなムードを生み出します。
【TREND 5:スカーフちょい巻き】 曽我 道さん(販売員/32歳)
デニムのセットアップに、グレイのカットソーでスポーティに演出。シンプルなスタイリングに、首元のスカーフやピンバッチなど小ワザが効いています。マルチカラートートのカジュアル感も◎。
【TREND 5:スカーフちょい巻き】 園部健人さん(販売員/29歳)
サヴィル・ロウに出自をもつモードの旗手、E.トーツをはじめ、エッジの効いたアイテムでコーディネイト。スカーフで今っぽいムードを加味しつつ、柔らかなカラーリングで親しみやすい印象です。
【TREND 5:スカーフちょい巻き】 鈴木孝幸さん(薬剤師/46歳)
ラギッドアウターを
シックな黒で攻略し、
洒落感を演出
チルコロのジャージー素材のGジャン、インナーとハットも黒で統一。ラギッドなアイテムをシックに演出していて、お見事です。仕上げはプリーツ入りのテーパードパンツ…。トレンドを感じる装いに格上げされます。幾何学模様のスカーフが、コーデの引き締め役になっています。
Jacket _ チルコロ
Shirt _ ナノユニバース
Pants _ PT01
Shoes _ ボウタイ
【TREND 6:黒チョイス】 伊藤大史さん(販売員/32歳)
セルとメタル使いの細めなフレームのウエリントンは、やさしげな表情によくお似合い。ブラウン系でシックにまとめたクラシコスタイルを、アイウエアが知的で柔らかな印象に仕上げています。
【TREND 6:黒チョイス】 菅原季浩さん(パーソナルスタイリスト/37歳)
ウエリントンタイプのエナロイドのメガネはクラシックな印象で、かける人を選ばないデザインです。上品なペールトーンコーデにメガネ、バッグ、シューズの黒でシックにまとめています。
【TREND 6:黒チョイス】 田中克幸さん(不動産業/37歳)&かんなさん
ユニークなフォルムの変形ウエリントンも、黒縁なら合わせやすいのです。白ベースのカジュアルな装いに、赤をリンクさせたさりげない色合わせが光ります。お二人ともはじける笑顔が素敵!
【TREND 6:黒チョイス】 中尾淳宏さん(販売員/28歳)
ミリタリーテイストのアウターとバックパックというラギッドなアイテム合わせも、黒のリブパンを合わせることで、モダンなスポーティルックに仕上げています。くるぶし丈のレングスもばっちり!
【TREND 6:黒チョイス】 後藤英貴さん(販売員/25歳)
ストリートっぽくなりがちなリブパンも細身のシルエットを選んで、黒でまとめればシックな装いになります。チェックのロングシャツで洒落感を盛りつつ、白スニで爽やかな抜きを作っています。
Photograph/Masaya Miyata
Collect Data & Text/Harumi Sawada(Odile), Chiharu Suzuki(demandz moi)Edit/Ryuta Morishita