クリストファー・ベイリーの後任として、2005年から12年間「ジバンシィ」を率いたリカルド・ティッシが決定しました。
Burberry
「BURBERRY(バーバリー)」は2018年3月1日(現地時間)、新チーフ・クリエイティブ・オフィサーにリカルド・ティッシを任命したことを発表しました。リカルドは17年間に渡り同ブランドを率いてきたクリストファー・ベイリーの後任として、2018年3月12日付で同職に着任し、ファーストコレクションは2018年9月にお披露目する予定となっています。
リカルドは2005年から2017年2月まで、「ジバンシィ」のクリエイティブ・ディレクターとして活躍、モード界屈指のデザイナーのひとりとして現在も君臨しています。現「バーバリー」のマルコ・ゴベッティCEOは、2004年から2008年に「ジバンシィ」の社長兼CEOを務め、リカルドとタッグを組んでいたので既に旧知の仲。
リカルド・ティッシ。Artwork: Katerina Jebb 2018 Copyright
リカルドは、就任について次のように声明を発表しています。
「バーバリーに新しいチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして参画すること、また、マルコ・ゴベッティと再会することは非常に光栄で、とても嬉しいです。私はバーバリーが誇る英国的伝統と、グローバルな影響力を大いに尊敬しています。この類まれなブランドの潜在的価値に、今からとても興奮しています」
今回の就任により、今後、現在のパリからロンドンのバーバリーの本部を拠点とすることも発表されました。Central Saint Martins(セントラル・セント・マーティンズ)でファッションを学んだリカルドにとって、ロンドンはとても馴染み深い都市でしょう。イギリスが誇る伝統とラグジュアリー、そしてモードな遊び心を兼ね備えたアイコニックなブランドに、どのような新風を吹かせるのか期待胸は膨らむばかりですね!