2018.10.06

米老舗「ヘンリ ベンデル」が2019年1月に全店閉鎖

123年の歴史に幕を降ろすことが、このたび明らかに。

米老舗「ヘンリ ベンデル」が2019年1月に全店閉鎖

 
HENRI BENDEL

 123年という長い歴史を誇る老舗高級デパート「Henri Bendel(ヘンリ ベンデル)」。いまから20年以上前になりますが、当時スーパーモデルとして活躍していたシンディ・クロフォードやナオミ・キャンベルが、アイコニックなストライプ柄が特徴となっていたこのデパートのオリジナルアイテムを使っていたことで一世を風靡していました。
 
 その後、アメリカの人気ドラマ『ゴシップガール』でも、ドラマ中でブレイク・ライブリー扮するセリーナたちが「ヘンリベンデル」で買い物をしているシーンがたびたび登場することで、2010年前後には再びブレークすることに…。
 
 しかしながら2018年9月、NY5番街の旗艦店を含む全23店舗とECサイトを2019年1月末で閉鎖することを発表したのでした。
     

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Photograph / Getty Images

 「ヘンリ ベンデル」は、1985年にヴィクトリアズ・シークレットやバス アンド ボディ ワークス(Bath & Body Works)などを展開する米Lブランズ(L Brands)によって買収されています。そして、このたびの閉鎖の理由について「Lブランズ」は、「今後も成長の可能性があるブランドに注力していくため」と説明しています。
  
 米「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙によれば、創業者でルイジアナ出身の帽子職人であるヘンリ・ベンデルは1895年、NYのグリニッジヴィレッジに1号店をオープンし、洋服や化粧品、ハンドバッグを販売。ヘンリ ベンデルは、5番街に店を構えた最初の小売店であり、店内でファッションショーを開催した初めてのお店でもあると言われています。
 
 この他にも、「VMDを取り入れた先駆者として知られ、アメリカで初めてココ・シャネルの商品を取り扱い、アンディ・ウォーホルをイラストレーターとして起用した」と米『フォーチュン』誌は報じています。
 
 Lブランズに買収されてからは洋服の販売を辞め、ハンドバッグとアクセサリーを中心に取り揃えるようになっていました。
 
 この全店舗閉鎖のニュースを受け、ツイッターでは多くのファンたちが反応。アイコニックなストライプ柄のショッパーや、「ヘンリ ベンデル」で購入した思い出のアイテムを語りながら、ノスタルジックな気分に浸っています。
 
 年末年始も新しい商品が並べられる予定です。また、2019年1月の閉店を前にクリアランスセールを行うかは未だ定かではありません。
 そんな話を聞き、改めて公式サイトの見ると…実に可愛い彼女へのプレゼントにピッタリのアイテムが並んでいます。この閉鎖を惜しんでいる人は少なくないに違いありません。

From TOWN&COUNTRY
Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara 

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