ロック・バンド「スティーリー・ダン」から、1977年にリリースされた珠玉の名盤『aja 彩(エイジャ)』のジャケットモデルも務めた日本が誇るスーパーモデル、山口小夜子さん。2017年は彼女が亡くなって10年。これを機にスパイラルホールにて、彼女の追悼上映会が行わう運びになりました。
“東洋の神秘”の愛称で親しまれ、日本を代表する初のスーパーモデルとして世界を舞台に羽ばたいた故・山口小夜子さん。
彼女がこの世を去って10年になる今年、彼女が出演した映像を上映するイベント、『宵待月に逢いましょう』が2017年12月3日(日)の一日限りで開催となります。
彼女とゆかりの深い青山のスパイラルホールを会場に、ドキュメンタリー映画やパフォーマンス映像など、貴重な映像が上映される本イベント。ファンは言うまでもなく、ファッション好きには待望の企画ではないでしょうか。
上映後には写真家の下村一喜さんや、ビューティーディレクターの富川 栄さんのトークイベントも開催。加えて会場には、イラストレーターの故・ペーター佐藤さんをはじめ、彼女と親交のあったクリエイターたちの作品も展示。いま改めて、追悼の意とともに“山口小夜子の世界”にたっぷりと浸ってください。
また当日は来場した観客のなかから10名に、あの切れ長の目が印象的な“小夜子メイク”をプレゼントするという企画も! 山口小夜子さんと何度も仕事をしてきた富川 栄さんの監修のもと、「SHISEIDO THE GINZA ビューティーブーストバー」のアーティストたちが当選者にメイクアップを施します。
今回上映される『氷の花火 山口小夜子』のなかで、山口小夜子の美しさを“まるでかぐや姫が降りてきたみたい”と表現したのは、かのデザイナー髙田賢三さん。本イベントのタイトルは、かぐや姫が帰った“月”に山口小夜子への想いを重ねて名づけられたそうです。
開催日となる2017年12月3日(日)は、満月の1日前にあたる「宵待月(よいまちづき)」。スクリーンによみがえる彼女のアイコニックな姿を、ぜひとも目に焼き付けてください。チケットは現在販売中なので、今すぐウェブサイトから入手してください。
◇詳細
『宵待月に逢いましょう』
日時/2017年12月3日(日)
・昼の部開演11:30(開場11:00)
上映作品『氷の花火 山口小夜子』
『月 小夜子/山海塾』
トークゲスト 富川栄
・午後の部:開演15:30(開場15:00)
上映作品『氷の花火 山口小夜子』
『T-CITY』
トークゲスト 下村一喜
座席/全席自由
会場/スパイラルホール
住所/東京都港区南青山5-6-23 3階
料金/前売:一般3000円、学生2500円
当日:一般/学生ともに3500円
TEL/0120・240・540
FACEBOOK/https://www.facebook.com/sayoko.yamaguchi.315/
山口小夜子の世界 #01
写真/セルジュ・ルタンス
山口小夜子さんの足跡をたどったドキュメンタリー映画、『氷の花火』より。
山口小夜子の世界 #02
©2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会
山口小夜子さんの足跡をたどったドキュメンタリー映画、『氷の花火』より。ファッション通信からの映像で、KANSAI87’SS BackStageにて山口小夜子さんにメイクする富川栄さん。
山口小夜子の世界 #03
©2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会
山口小夜子さんの足跡をたどったドキュメンタリー映画、『氷の花火』より。
山口小夜子の世界 #04
写真/下村一喜
山口小夜子さんの足跡をたどったドキュメンタリー映画、『氷の花火』より。
山口小夜子の世界 #05
イラスト/ペーター佐藤
山口小夜子さんの足跡をたどったドキュメンタリー映画、『氷の花火』より。
山口小夜子の世界 #06
写真/「横須賀功光 月/小夜子・山海塾」©1986 DENTSU INC.
山口小夜子さんの足跡をたどったドキュメンタリー映画、『氷の花火』より。
山口小夜子の世界 #07
写真/Martin Richardson©KARAS所蔵:愛知県美術館 勅使川原三郎監督作品『T-CITY』より
山口小夜子さんの足跡をたどったドキュメンタリー映画、『氷の花火』より。