ファッションアイコンとして知られるベッカムですが、このたび「過去のド派手な着こなし」について語りました。
今や彼のポジションは「ファッションアイコン」と言えるほど、スタリッシュな男の代表となったデビッド・ベッカム。おしゃれな着こなしに定評のある彼ですが、過去には妻ヴィクトリアと全身レザーのペアルック姿を披露するなど、奇抜なスタイルやド派手な着こなしで話題を提供していました。
なかでも注目を集めたのが、サロンと呼ばれるロングスカート状の腰布。あまりのインパクトに、度肝を抜かれた人も多かったはずです。
ベッカムがサロンを着用したのは、今から20年ほど前の1998年、彼も出場したFIFAワールドカップの開催期間中でした。そのことについてベッカムは、「そのとき、多くの人たちがショックを受けたみたいだよ――信じられないほどの大騒動になったね。『なんでそんなの着ているの?』とか『何を考えているの?』ってヤジを飛ばされたよ。今だったら、街中でサロンを着ていても、何も言われないと思うけどね」と、英「テレグラフ」紙にコメントしました。
つまり、時代を先取っていたということでしょうか(笑)。
昨年人気番組『ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン』に出演したベッカムは、司会のジェームズにも、結婚式で披露したパープルのスーツについて突っ込まれていました。
それについても、「そのときはおしゃれだと思っていたんだ…」と主張したベッカムでした。
ベッカム夫婦と言えば、やはりレザーコーデ!
また、全身レザーコーデについては「本当は『オートバイで登場したらかっこよくない?』って、ヴィクトリアに提案していたんだ。もし、本当にそれで登場していたら、もっと叩かれていたと思うよ(笑)――それも当時はいいアイデアだと思っていたんだけどね…。今思うと、かなり馬鹿げているけどね。でも、そのときはいいと思ったから、後悔はしていないよ。1999年の話だしね…」 と語りました。
写真:レザー好きとして注目されていたベッカム夫婦。Photograph / Getty Images
さらに現在は長男ブルックリン、次男ロメオ、三男クルスから、ファッションに関するアドバイスをもらっていることも明かしています。
「12歳、15歳、18歳の息子がいて、彼らがファッションのバロメーターになってくれている。僕たちの着こなしについて、さまざまな感想やアドバイスをくれるんだ」
「彼らは、それぞれ独自のスタイルとキャラクターをもっている。現代っ子はみんなそうみたいだけど、好みがはっきりしているのはとてもいいことだと思うよ」と、ベッカムは語りました。
実はヴィクトリアも2016年に、「これまでのファッションに対して後悔はない」と発言していました。いつの時代も夫婦でファッションを楽しむベッカム夫妻。その前向きな姿勢も見習いたいところですね!
By Naomi Gordon on January 9, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE UK 原文(English)
TRANSLATION BY Reiko Kuwabara
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊