もしかしたらジョニー・デップは、帽子やアクセサリーがないと、自分があまり注目されないと考えているのかもしれませんね。いやいやその逆で、実は変装しないと人前に出られないほどシャイな可能性も大アリですな。

 しかし、1980年代から1990年代のジョニーは、いまとは全く別世界のスタイリングを心がけていたようで、常にクラシックなスタイルを好んでいたのだったです。

 今回、『エスクァイア UK』のエディターは、記憶に残るこれまでのベストスタイリングについて振り返りました。

10位:パッチワーク・ブレザー (1990)

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 さぁ、ジョニーをよ~く見てみてください! このムートン(羊革)製のパッチワーク・ブレザーを着用すれば、カッコ良くファンキーなスタイルになるのです。

9位:『クライ・ベイビー』でのスタイリング (1990)

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 これはきっとスタイリストの力を借りて、このスタイリングになったんだとは思うのですが…。あ、でも、それは決して…この暴走族的ファッションがイカしていない!なんてことを言っているわけではありませんから。

8位:仕事用のジャケット (1990)

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 ガソリンスタンドの店員が着ていたジャケットは、90年代のベストトレンドと言えるほど大人気でしたね。ここではジョニーが野球帽とサングラスとともに、そのジャケットを着ています。いい感じに仕上がっていますね。

7位:無難にタキシード (2004)

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 シャツは似合っており、下半身もしっかりフィットしているので、遅咲きのファッショニスタとして合格点をあげられますね。

6位:レザー・ジャケット (1993)

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 もし、ジョニーがフェドーラ(柔らかなフェルトの中折れ帽子)と個性的なメガネを、野球帽とパイロット用のゴーグルに入れ替えたとしても、彼はきっとそのまま一般の方よりもスタイリッシュでいることでしょう。

5位:ブラウンのブレザー (1989)

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 2015年の現在でも、しっくりくるのがこのブラウンのブレザーです。もちろんジョニーだって、そのことに気づいているはずです…。

4位:ストライプ柄のシャツ (2004)

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 みなさんはココ・シャネルの言葉、「出かける前に何かひとつ外したら、あなたの美しさは完璧になる」というフレーズを知っていますか? この写真はまさにそのフレーズにぴったりです。

 ジョニー、もしあなたがフェドーラ(柔らかなフェルトの中折れ帽子)とパープルのメガネを家に置いてくれば、こんな風にストライプ柄のシャツと40個のネックレスを着用することができるんだよ。

3位:スーツ(1988)

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 1980年代のスーツは少々、部屋着のような感じではあります。が、このピンストライプスーツ姿を批判しているわけでは決してありません。私が知る限りでは、こちらのスーツがこれまでジョニーが着たスーツのなかで、最もスーツらしいスーツかもしれません。

2位:帽子(1988)

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 ジョニーが報道陣の前で、初めて帽子を被ったときの写真です。このときを最後に、帽子を被るのを止めてくれればよかったのに……。

1位:ボンバー・ジャケット(1995)

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 シンプルなスタイリングに身を包んでいるジョニー。このようなスエードのボンバーと、リーバイスのデニムによるスタイリングを今も続けていれば…、普通にカッコいいスタイリングを見ることができたんですけどね。

※ボンバージャケットとは、米軍の航空機の乗務員に支給された皮革製の上着のこと。または、それを真似たデザインのレザーアウターのこと。

番外編:来日記者会見でのジョニー(2015)

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 今年2月、『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のプロモーションのため来日したジョニー。これまで紹介したシンプルでスタイリッシュな姿とは、真逆のミステリアスな雰囲気で現れました。帽子、サングラス、多数のアクセサリーと2000年代以降のジョニーの私服の定番となっているこの3つのアイテム。 
 

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 好みの3アイテムを着用しているためか、当日はすこぶる機嫌が良かったジョニー。でも、なぜ前日の来日記者会見をドタキャンしたのかは謎に包まれたまま・・・。(本人はチュパカブラと闘っていたと言っていましたが…)※チュパカブラとは、主にプエルトリコで目撃される未確認動物(UMA)。「チュパカブラ」とはスペイン語で「山羊の血を吸う者」という意味で、家畜の血が吸われるという事件が相次いだときに、この名前とともにイメージもでき上がった。

Source / ESQUIRE US
Translation / MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。