そして、なぜか『ジュラシック・ワールド』に出演していないモテ男が乱入し、会場はやや混乱モードに!? メガヒット映画の主演とハリウッドを代表するモテ男のスタイリング対決に目を向けてじっくりと観察してみました。
◇クリス・プラット vs. ジョー・マンガニエロ
2015年6月9日にロサンゼルスで行われた『ジュラシック・ワールド』のプレミア会場での出来事。いきなり、クリス・プラットとジョー・マンガニエロによる“ベストドレッサー”対決は決行されたのです。この2人は普段、レッドカーペット上ではどんなライバルにも負けたことのないことを考えれば。
これは実に今日深いところ。で、結果は予想通り…、と言いますか、「どちらが勝つか予想がつかない…」という予想通りの激しい戦いとなりました。果たして、勝者はどちらになったのでしょうか?
【スーツ対決】
特別な機会に絶妙の艶さを放つスーツは、注目を集める非常にクールなアイテムです。この着こなしは、2015年の話題をさらうことでしょう。
トレンドに敏感なプラットとマンガニエロの両者は、賞賛に値する完璧なテーラードスーツを身にまとっての登場となりました。どちらが優れているかを選ぶ過程は、とても難しくとても悩ましいものとなりました。
◇勝者:引き分け
【シャツ対決】
ライトグレイで、モノクロームを基調にしたマンガニエロ。一方、プラットはギンガムを選択。ともにマッチしているのですが、プラットの方が若干冴えていたと言えます。
マンガニエロのトータルグレイの組み合わせがもつ問題点は、パンチが足りないところでしょうか。『ジュラシック・ワールド』の主役よりもカッコよく輝くには、“ワイルドカード”(ラベンダーのボタンナップなど)が必要であったと言えます。
◇勝者:プラット
【ネクタイ対決】
ネクタイに目を向けると、両者ともパターンと素材に重きを置いていました。
マンガニエロは、シルク地に水玉のクラシックなものを身に着けていたのに対して、プラットはシルクニットを選択。甲乙つけがたかったのですが、最終的にはプロポーションの良し悪しが決定打になりました。残念ながら、プラットのネクタイは、少々幅が広すぎたのです。
◇勝者:マンガニエロ
【靴対決】
明るいスーツには全体を引き締め、まとめ上げるためにも、ダークな靴を合わせなければならりません。残念ながら、マンガニエロが履いていたタバコ色のオックスフォードは、そこまでの安定感がありませんでした。これは、ペナルティーとしてカウントせざるを得ませんね。
◇勝者:プラット
◇まとめ:結果発表
僅差ですが、“プラット”の勝ちです。対戦相手のマンガニエロも健闘しましたが、最後は靴選びという古典的な展開が、試合の明暗を分けましたね。
Source / ESQUIRE US
Translation / Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。