『エスクァイア US』のファッション・ディレクター、ニック・サリバンが、ノンスーツのスタイリングについて教えてくれました。

フォーマルイベントのスタイリングとは?

 世界屈指のメンズウエアにおけるエキスパートの一人になれば、さまざまな特典が付いてきます。世界旅行へ行くチャンス、そしてファッション・ウィークではキャットウォークの目の前、最前列の席を確保してもらえたり…。

 それから、なんとあの億万長者のファッション・ビジョナリーであるブルネロ・クチネッリ氏がホストを務める豪華ディナーに招待されるのです。

 2015年6月16日にトスカーナで、ファッション業界関係者を対象にクチネッリ氏が開いたディナーパーティに、ゲストの一人として呼ばれたEsquireのファッション・ディレクターであるニック・サリバンに聞いてみると…、それが大いに参考になる話でした。

 編集者、ファッション・フォトグラファー、そしてブルネロ・クチネッリ家の関係者に加え、ニューヨーク・タイムズ紙がファッションの最先端を行くこれらのゲストらが一体どんな格好でパーティに現れるのか⁉を、チェックしていたのです。もちろん彼らは、革新的な格好に身を包んだニックにも話しかけてきました。

 「白と白の組み合わせ、でもテクスチャーの異なるノンスーツっぽいのを着たかったんです」と、ニックはニューヨーク・タイムズ紙に語りました。そして、「J.Crewのパンツと、ジャケットはLubiam、L.B.M 1911です。ちょっとカジュアルだけどテーラード、僕はこのテクスチャーが気に入っているんです。これからも、この格好でいろいろ行くつもりだよ。形がなかなかカッコ良いんだよね。それにタイト感もそんなにないしね…」と、今後のスタイリングも変わらないことを述べました。これを超えるコーディネートはない!と、言っていいでしょう。

Source / ESQUIRE US
Translation / Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。