セレブ10人から学ぶ、主張し過ぎないカッコ良さ

ジーンズではなくスリムでハイウエストのスラックス、控えめなプリント柄とツートーンのコーデ――これがロッカースタイルの進化版です。クラシックだが、どこかイタズラっぽい雰囲気を出しています。

マット・ジョンソンはテクスチャとプリント柄、さらにはハイ＆ローを完璧なまでにブレンドさせています。彼のテーラードツイルのジャケットは、ブラックとブルーのチェック柄のシャツ、ブラックのジーンズ、そして栗色のスエード靴から一際目立つ存在感を出しています。

Matt Johnson
…1961年英国生まれ。歌手。ロンドン生まれ。10代の頃から「ジェッツ」、「ザ・ザ・グループ」で活動。1881年に発表したソロ、『バーニング・ブルー・ソウル』でメジャーに。その後「ザ・ザ」として発表した、『魂の彫刻』、『インフェクテッド』が大ヒットした。

ビスポークスーツは間違いなく男をカッコよく見せてくれます。そうですよね？

白いシャツに白いネクタイというコーデがポイントですが、この着こなしの最も素晴らしいところは、それが生活感を漂わせているところです。メンズウエアは機能的であるべきですが、スーツを身にまとった自分が自分らしくいられなければ、見ている人はそれに気づくはずです。 ほんの少し、着用感のある服を選ぶのがポイントになりますね。

もし、筆者がウィンザーという名前なら、筆者もネクタイの結び目はウィンザーノットにすることは間違いないでしょう。

Lord Frederick Windsor
…1979年、英国生まれ。エリザベス女王の従兄弟で、ダンディとして知られるケント公ジョージが父親。ロイヤルファミリーです。

彼の着こなしで最も良いところは、靴が磨き上げられているところですが、ボトムのウエストコートボタン、清潔なポケットスクエア、そしてシルエットの良いジャケットも良い選択だと言えますね。

ドレイクは、ウィンブルドンにスーツを着て行かなくてもかっこ良く見える唯一の男なのです。

彼は本物のベッカムではありません（どうりでズボンが異様に長いわけだ）。それでも、ミラーレンズのアビエーターサングラスはイカシテませんか!?　アイウェアにエッジを与えるに、最もシンプルで間違えのない方法です。　

ダブルブレストスーツを身にまとったら、それ以上何も着飾る必要はありません。ネイビーのネクタイと上手くコーディネイトし、ポケットスクエアを自宅に置いてくるギレンホールはそれを知っているのです。

光沢のあるチンツ加工のウールスーツ、黒いシャツにオールバックヘアのエイドリアン・ブロディーは、子どもや高齢の女性にとびきり優しいギャングスターのように見えますね。

Source / ESQUIRE US
Translation / MEN'S ＋
※この翻訳は抄訳です。