社会人にとって必要不可欠なアイテムの1つである、腕時計。数多くのビジネスシーン、またはプライベートでのオシャレの一環として、毎日腕につけている方も多いことでしょう。

腕時計のバリエーションは幅広く、手頃に買えるモデルもあれば、高過ぎて買うことを躊躇してしまうモデルも混在しています。つける皆さんにいちばん番似合う時計は、あなた自身しか分からないものであり、どのモデルをセレクトするかによって、もしかしたら人生も少しばかり変わるかもしれません。

そこで「Esquire UK」のエディターは、イギリス現地価格で英500ポンド(7万2141円 / 2017年1月2日11:00のレートで換算)以下で購入できる魅力あふれる腕時計を、18本選びました。みなさんが気になるモデルは果たして、このなかに入っているでしょうか?

トーゲン「T33」

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これまでノーマークだったTorgoen(トーゲン)。実は時計業界でも信頼の存在であり、パイロットのベンツィ・ローゼンスキーが1998年に創業したスイス腕時計のブランドなのです。正確で重厚で耐久力のある、そして外観の素晴らしいクオーツ/オートマチック・ムーブメントの時計を製造しています。

現在、13モデル/100種類以上の異なるスタイルでコレクションを展開。そのなかでも、私たちのオススメは磨きをかけたシルバーとナイロンストラップが特徴の「T33 403」です。直径45mmと大きめですが、クラシックなスタイリングとオールブラックのフィニッシュが絶妙な華やかさを保っています。

英370ポンド www.torgoen.com

シャイノーラ「ランウェル 36mm」

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アメリカ・デトロイト発の時計ブランド、SHINOLA(シャイノーラ)。創業者は、米腕時計・ファッションブランド「フォッシル」の共同創業者で元CEOのトム・カーツォティス氏になります。およそ一年前、2016年1月にオバマ大統領がデトロイトのモーターショーに訪れたとき、左腕に巻かれていたのがシャイノーラ「デトロイト」のクロノグラフでした。

大胆ながら美しいクラシックウォッチを地道に製造し続けてしばらく経ちますが、ついにイギリスに単独店をオープンし、イギリス国内でも入手可能に。さあ、このチャンスを利用してみましょう。

英475ポンドwww.mrporter.com/

ハミルトン「カーキ・フィールド・オート」

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愛さずにはいられないアメリカンブランドのHAMILTON(ハミルトン)。スウォッチグループに属しているハミルトンは、ムーブメントに関しては主にスイスで生産しているのです。

よって、スイス製高級時計を、魅力的な価格で提供してきた長い伝統を持っているわけです。このカーキ・フィールドは毎日飽きずに身につけられるエントリーレベルかつクラシックなおすすめの1点です。

英240ポンドwww.watchshop.com/ 
>>> 日本のハミルトン公式サイト

ティソ「ヴィソデイト」

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クラシックなドレスウォッチの気品を備えつつも、70年代のレトロなパンチを密かに効かせたことで、身につける人を選ばない1本に仕上がりました。

英395ポンド日本のティソ公式サイト

TWスティール「パイロット 45mm」

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この時計は、あらゆる点で大胆な存在感があるものの、腕にぴったりマッチするサイズです。ブラックとコッパーの絶妙なカラーコンビネーションも魅力的。

英325ポンド

88リュー・ドゥ・ローヌ「ダブル・エイト・オリジン」

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1976年にジュネーブで設立された老舗時計メーカー、RAYMOND WEIL(レイモンド・ウィル)の孫息子らが2012年に創業したRUE DU RHONE(リュー・ドゥ・ローヌ)。見事なオールブラックのデザインが、とても素敵な1本です。

英460ポンドwww.thewatchhut.co.uk/88-rue-du-rhone/

ファーラー「スターク」

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西洋人で初めて中東各地を旅したイギリスの女性探検家、Freya Madeline Stark(フレヤ・スターク)の名に因んだ汎用性の高いモデルになります。英国でデザインされ、スイスで製造されています。

見かけに依らずシンプルな仕様ですが、日常の様々な場面にしっくりとハマる1本になるでしょう。シルバーのダイアルとブラックの文字が、インダイアルと日付窓と絶妙なバランスを奏でる一方で、サファイアコーティングを施したドーム型のガラスが、洗練された仕上がりを実現しています。

英380ポンドfarer.com/collections/

ルミノックス「ブラックOPSカーボン 8800」

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アメリカ海軍特殊部隊の供給業者と聞けば、丈夫で耐久性の高い腕時計を期待するかも知れません。ですが、実際は都会の週末にぴったりのリラックスした1本なのです。

英295ポンド日本のルミノックス公式サイト

ブラウン「クオーツ」

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ブラウンの時計は、ブラック、シルバー、イエローの独特の色使いに、美しいディテールとソリッドな構造が組み合わされています。これは現在進行形のクラシックとでも言えるでしょう。

英450ポンドwww.ticwatches.co.uk/

ビクトリノックス「インファントリー・クロノグラフ」

ビクトリノックス「インファントリー・クロノグラフ」pinterest

シルバーのブレスレットスタイルが、ついに復活を果たしました。このシンプルなビクトリノックス・インファントリーは、流行を先取りしたい人に絶好のチャンスを与えてくれます。

英465ポンド

マーク ジェイコブス「ディロン・クロノグラフ」

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どんな場面にもぴったりの、オールラウンダーな時計がこちらの1本です。精力的に活動する、アメリカのファッションデザイナーが手がけたこの腕時計は、ステンレススチールの素材とマットブルーのダイアルが魅力的な特徴となっています。

英269ポンドwww.watchshop.com/

ユニフォーム・ウェアーズ「M37」

ユニフォーム・ウェアーズ「m37」pinterest

ミニマリストの巨匠が、ファーストコレクション以来のアップグレードを図りました。光沢のあるスチール素材とブラックのコードバン革ストラップのニ針式モデルも、英500ポンド以下で引き続き購入できます。

英300ポンドwww.uniformwares.com/

リンクス・オブ・ロンドン「ブロンプトン・ブラック」

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実際よりも高価な印象のこのクロノグラフは、どんな場面にもしっくりハマる70年代風の外観。そして、20種類の異なるバージョンを用意しているのです。

英395ポンド日本のリンクス オブ ロンドン 公式

アウトドローモ「プロトーティポ・ホワイト」

アウトドローモ「プロトーティポ・ホワイト」pinterest

ブランド名のAUTODROMO(アウトドローモ)も、イタリア語でサーキットという意味。60年代~70年代のモーターリングスタイルにインスパイアされた、モールド式の時計がこちらです。

粋なレトロルックのクロノグラフに見えますが、実はダッシュボードダイアルの下には素晴らしく巧みな装置が隠されているのです。クオーツベースのハイブリッド式ムーブメントの上に、ストップウォッチモジュールを搭載している優れものです。

英505ポンドwww.pageandcooper.com/

ブローバ「スペシャル・エディション・ムーン・ウォッチ」

ブローバ「スペシャル・エディション・ムーン・ウォッチ」pinterest

OMEGA(オメガ)の「スピードマスター」は、最終的に宇宙飛行士の時計として新聞の見出しをさらった1本になります。ですが、そんなアポロ計画を実行中の軌道上には、もちろん、他にたくさんの時計ブランドが従事していました。

アメリカのBULOVA(ブローバ)もその1つです。こちらのオリジナル版は、アポロ15の乗組員とともに月面旅行を体験しています。

英489ポンドブローバ公式サイト

エリオット・ブラウン「キャンフォード」

エリオット・ブラウン「キャンフォード」pinterest

2人のサーファーが、西部地方のブランド「Animal」を去った後に、立ち上げたのがElliot Brown(エリオット・ブラウン)です。彼らが手がけた時計は、実用的で耐衝撃性のある汎用性に優れた…、荒削りですが気取っていない好感のもてるものなのです。まさに、“身に着けているのを忘れてしまう”ほどです。

ただ、私たちに言わせれば…。ポスターに登場するモデルのように、日焼けしたスタイリッシュな青年のイメージから、この時計を想像するのは難しいかもしれません(笑)。

英325ポンドwww.pageandcooper.com/

モーリス・ラクロア「エリロス」

モーリス・ラクロア「エリロス」pinterest

感動的なほどに技術躍進を遂げ、メカニカルな職人技を取り込みながら完全独立“製造”を手がける時計ブランドとして、その地位を確立したMAURICE LACROIX(モーリス・ラクロア)。この素晴らしい変身の過程を見ていれば、抵抗する商品群の進化も素直に受け止めることができるでしょう。

そんななか、そのルックスには完璧で徹底的な“スイス製”たる気品は今もなお維持されているのです。

英470ポンドwww.johnlewis.com/ 
モーリス・ラクロア公式サイト

モンディーン「Stop2Go」

モンディーン「stop2go」pinterest

スイスの鉄道駅の時計のデザインで一躍有名になったブランドであるMONDAINE(モンディーン)が、クラシックでモダンなデザインスパイスを加えながら、腕時計サイズの1本を完成させました。

注目は、アッペンツェルからチューリッヒまで、乗員と乗客の時を正確に刻むあの時計と、まったく同じ針の動きをしているところです。列車の“パーフェクト”な出発を支える、あの“赤いあめ玉”の安定した滑らかな秒針の動き(カチカチと刻むタイプではなく)と、毎分訪れる2秒間の素敵な“間(ま)”が腕もとで体感できるでしょう。

英490ポンドモンディーン日本公式サイト

Source / ESQUIRE UK
Translation / Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。