社会人にとって必要不可欠なアイテムの1つである、腕時計。数多くのビジネスシーン、またはプライベートでのオシャレの一環として、毎日腕に付けていることでしょう。
腕時計のバリエーションは幅広く、手頃に買えるモデルもあれば高過ぎて、買うことを躊躇してしまうモデルが混在しています。付けるみなさんに1番似合う時計は、あなた自身しか分からないものであり、どのモデルをセレクトするかによって、もしかしたら人生も少しばかり変わるかもしれません。
そこで「Esquire UK」のエディターは、イギリスで英1000ポンド(約14万円)以下で購入できる魅力あふれる腕時計を14本選びました。みなさんが気になるモデルは果たして、このなかに入っているでしょうか?
レイモンド・ウィル「マエストロ・フランク・シナトラ限定エディション」
スイスの時計メーカー「レイモンド・ウィル」は、フランク・シナトラ生誕100周年アニバーサリーで、このエレガントで控えめながら素晴らしいディテールが光る腕時計を製作しました。
針、インデックスマーカー、日付表示がライトブルーの色調で統一され(シナトラのチャームポイントでありニックネーム“Ol Blue Eyes”のごとく)、透明の裏蓋には特別な“シナトラ100年祭”の記章、さらにシナトラの誕生日である12月12日へのオマージュを捧げるべく、12の文字だけがローマ数字表記でデザインされています。この美しい時計は、1,212点のみの限定製作モデルです。真のオリジナルを手にしたいのなら、急いだ方が良いでしょう。
英975ポンド Raymond Weil
ジン「556i レザー」
ドイツ人にできないことは、果たしてあるのでしょうか? フランクフルト発、ETA 2824-2 オートマチックを搭載したこのミニマルな腕時計は、アビエーションスタイルと最高級の品質を誇る、常に話題の的になる時計です。
針とインデックスに贅沢に塗布されたルミナスペイント、シースルーの裏蓋が、ファンお気に入りの特徴の1つです。ロゴも素晴らしいです。
英720ポンド Page & Cooper
ティソ「ヴィソデイト」
オートマチックを搭載した日付/曜日表示機能の腕時計なら、60年代風のデザインが今の流行です。ほとんどの腕にぴったりとはまる直径42mm。とりわけスパイ映画ファンには、これはマストアイテムと言えるでしょう。
英399ポンド Watch Tag
クリストファー・ワード「トライデントGMT」
完全にデザインが刷新された、クリストファー・ワードのセラミック・ダイビングウォッチは、2都市の時間を同時に読めるGMT機能を誇ります。航空パイロット(また、大陸をまたいだビジネスマン)にとって、とても便利な機能なのです。
英860ポンド Christopher Ward
ドレイファス&カンパニー「ムーンフェイズ・オートマチック」
洒落たレストランでディナーのご予定があるのですか? ならば、この腕時計がおすすめです。トラディショナルな外観に、ムーンフェイズ、日付/曜日および年間カレンダー表示機能が組み合わされた秀作。今なら価格も魅力的ですよ。
英862ポンドWatch Shop
フレデリック・コンスタント「インデックス」
スリムなデザインと、控えめなエレガンスが今のトレンドです。セリタSW200オートマチックムーブメントを搭載したインデックスは、仕事やフォーマルな席に素晴らしく映える腕時計です。
英750ポンド Watch Gallery
ハミルトン「カーキ・フィールド・オートマチック」
この名前にも関わらず、ブラックカラーとルミナス仕様の文字盤/針の組み合わせは、どちらかと言えばミリタリー風よりもパイロット風の印象をこの腕時計に与えています。
コーティングを施したチタンケースが、ラグジュアリー・ミーツ・ファンクションのムードを漂わせるのです。これはアメリカのブランド、「ハミルトン」の名人芸なのです。
英658ポンドJura Watches
ユンハンス「マックス・ビル・オートマチック」
ミニマルで粋なセンスは最上級。このオートマチックは、実際のその価格よりも高級に見えます。何より素晴らしいのは、バウハウスを彷彿とさせるフェイスデザインに、強度の高いプレキシガラスを採用したことです。とても美しい。
英725ポンド Watch Shop
ロンジン「コンクエスト・オートマチック」
ブルーのダイヤルとステンレススチールのケースのコンビネーションで、このバージョンのコンクエストは上品な休暇用時計に仕立てられました。
最大深度300mまでの防水機能があれば、センターパークス(ヨーロッパ展開のレジャー休暇村)の圧倒的な深い水の中でも安心です。
英1000ポンドJura Watches
ボール・ウォッチ「ファイヤーマン・レーサー」
「on the ball(正確な)」というフレーズは、サッカーとは何の関係もない言葉です。むしろ、19世紀に急速に発展したアメリカ鉄道網の車掌の仕事道具として、正確なポケットウォッチを供給しようという、創業者ウェブスター・クレイ・ボールの尊敬すべき取り組みから生まれた言葉なのです。
彼らはみんなタイムゾーン間の時間の不一致を防ぐため、2週間ごとに検査を行っていました。この黄金時代への素晴らしい貢献のおかげで、これからも正確な時を刻めることでしょう。
英950ポンドJura Watches
オリス「ビッグ・クラウン・プロパイロット」
「オリス」は、時計の精密部品の巧妙な製造工程の産業を発展させ、クオリティーを維持しつつ、正当派の腕時計をより身近なものへと変えたことでその名を有名にした、大手スイス時計メーカーの1つです。
実質本意のパイロットウォッチが、自信を持って誇れる要素であります。
英960ポンド Goldsmiths
セイコー「プレザージュ・マルチハンド」
ここだけの話ですが、セイコーは常にソリッドで仕事日のオートマチックムーブメントを搭載してきました。そして、それはスイスに対抗できるクオリティーなのです。ただこれまで、その恩恵を預かってきたのが日本国内のマーケットに限られていたというだけのことです。
でもこれは、“プレザージュ”の世界発売までの大話です。カルトなクラシックアイテムになる予感がするため、自分へのご褒美として早速プレオーダーしてみましょう。
英799ポンドJura Watches
ミューレ「グラスヒュッテ・テラスポーツII」
ドレスデン近郊の絵に描いたように美しい小さな村グラスヒュッテは、一流オート・オルロジュリー(高級時計製作)の故郷です。「A.ランゲ&ゾーネ」、「ノモス」、「グラスヒュッテ・オリジナル」などの高級ブランドが不釣り合いなほどに集中しています。
しかしながら、元ドイツ海軍クロノメーターメーカーの生まれ変わりである「ミューレ」とあわせて、株主としてこの村の輝かしい評判を自分の手に入れるのはいまだ可能です。
英970ポンド Watches of Switzerland
グリシン「エアーマン・ダブル・トゥエルブ」
2つのタイムゾーンを操る、グリシンのエアーマン。ブライトリングやロレックスGMT-Mastersの華やかさに惑わされない世界を飛び回るパイロットに愛されるモダンでクラシックな腕時計です。
種類豊富なエアーマンラインに加わったこの1点は、“GMT”を基準にした12時間式ベゼルを採用しています。4時の位置にあるクラウンで調節が可能です。
英970ポンド Jura Watches
Source / ESQUIRE UK
Translation / Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。