伝統あるアイコンを華麗に遊んだ傑作。
ロゴものに苦手意識がある方も持ちやすいかと。フラップは上質なカーフレザー。ロゴが控えめに刻印されているのもポイントです。ライニングはスエードタッチのアルカンターラファブリックを採用しています。A4サイズがすっぽり入るのでお仕事スタイルに合わせても。なんといっても、その軽さがありがたい! 縦24×横37.5×マチ4.5㎝。〈グッチ) ●お問い合わせ先/グッチ ジャパン カスタマーサービス TEL 0120・88・1921 http://www.gucci.com)
【Scoop Article】 グッチの「クラッチバッグ」 ¥99,000
好印象な男とは、“羊の皮をかぶった狼”であると、本誌ではこれまで再三申し上げてまいりました。いいオトナがチャラかったりユルすぎたりしても、結局は自分が損をするだけ。服装は真面目なほうが絶対にいいんです。とはいえ、ただ真面目なだけではつまらない人で終わってしまう。なので、着こなしにおける適度なアクセントは絶対に必要というわけですね。
そこで今季もっとも旬なアクセントとしてオススメしたいのが、グッチのクルーズコレクションより登場した、こちらのクラッチバッグです。
数あるグッチのシグネチャーのなかでも、ひときわシックな「GGスプリーム キャンパス」。これに万華鏡をモチーフにした幾何学柄をプリントしたものがコレ。伝統的なアイコンを大胆に解釈した、新生グッチの遊び心を堪能できるユニークなデザインです。コーディネイトの絶妙なアクセントとなりつつも好印象から逸脱することがないのは、クラシカルな柄がベースゆえ。
また、オールレザーのそれと比べて、断然軽量でかつ傷が目立たない点も気軽に持ちたいクラッチバッグにぴったりかと。さらに、なんといってもこちらは新たなクリエイティブ・ディレクターに就任したアレッサンドロ・ミケーレ氏が手がける初のメンズコレクション。ゆえに注目度も抜群に高く、持っているだけで威張れるのもポイントです。誰よりも早く手に入れて、街を闊歩してください!
実用面でも使えるヤツです。
スマートに見えて、
実はマチもしっかりしています。
タブレット端末や書類などの
ビジネス必須ツールも余裕で
収まる絶妙な厚みなので、
お仕事スタイルにも重宝しそう。
マチ部分の素材は、
フラップと同じカーフレザーです。
Photograph/Shinmei (SEPT)
Text/Ayako Otsuka
大槻奈津子 責任編集