驚異的なパフォーマンスのみならず、スタイリッシュなデザインが印象的な、21世紀初頭の話題をさらったスーパーカーの数々を紹介します。
「2000年代最高のスーパーカー【PART1】」では、2000年代に生まれた圧倒的なパワーを誇るスーパーカーの数々を紹介しました。
スーパーカーの魅力のひとつと言えば、高いデザイン性であると言えるかと思われます。今回、そんな2000年代に生まれたスタイリッシュなスーパーカーを再び15台紹介しましょう。
市販車の性能を再定義したのが、ブガッティ「ヴェイロン」です。16気筒エンジンに4基のターボチャージャー、10個のラジエーターを搭載するこのクルマは、グランドツアラーのように快適でラグジュアリーな一台です。
1001馬力ものパワーを発揮したことで有名ですが、この数字は当時不可能に思えたものでした。
スーパーチャージャーエンジンを搭載したシボレーの「コルベットZR1」は、欧州のスーパーカー市場に衝撃をもたらしました。
「ZR1」の価格は約12万ドル(約1284万円)であり、フェラーリやランボルギーニの半額ほどであるため、究極のコストパフォーマンスを実現した高性能車でした。
フェラーリは「360 モデナ」の高性能モデルをつくるために、FIA ・GT選手権での経験を活かしました。
大幅な軽量化が図られ、F1スタイルの変速装置が搭載されたほか、真ん中部分はストライプ模様で仕上げられています。
フェラーリが2000年代に発売したサーキット仕様のV8スーパーカーは、「チャレンジストラダーレ」だけではありませんでした。
「F430」を軽量化し、よりパワフルにした「430 スクーデリア」も存在しました。
現在の「ラ・フェラーリ」の先駆けとなったこのクルマは、フェラーリの創設者である「エンツォ」の名を授かりました。
F1マシンに着想を得たそのルックスは、フェラーリによるデザインの新時代到来を告げました。
フォード車で、ル・マン24時間レースを制覇した「GT40」を彷彿とさせる「GT」。
そんな「GT」は、古き良きレースカーのレトロなスタイルを取り入れながら、スーパーチャージV8エンジンによる現代的なパフォーマンスを実現しています。
「CCX」は、ケーニグセグが初めて米国市場に投入したクルマです。
この上なくクールな「ディヘドラル・シンクロ・へリックス・アクチュエーション・ドア(別名:ラプタードア)を採用しており、目にするあらゆる人を驚かせました。
ランボルギーニは「ガヤルド」を軽量化し、パワフルに改良したバージョンです。標準型と比較して、およそ70kgの軽量化を果たしており、そのうち約40kgがカーボンファイバーパーツの使用によるものということです。
こうして完成したのが、「超軽量」を意味する「スーパーレジェーラ」であり、サイドには大胆に、弧を描く魅惑的なラインが施されています。
ランボルギーニの2000年代のフラッグシップカーは、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』に使用されていました。
キャビン後方に搭載された、巨大なV12エンジンに空気を送り込む大きなエアダクトが特徴です。
マセラティが2004年につくった、この希少なスーパーカーを目にできる人はほとんどいないでしょう。
マセラティのレースカーに由来する「MC12」は、フェラーリ「エンツォ」をベースにした軽量かつ堅牢なクルマで、630馬力を発揮する6.0リッターエンジンを搭載しています。
メルセデス・ベンツとマクラーレンのF1におけるパートナーシップから生まれたのが、「SLR マクラーレン」です。
「SLR マクラーレン」はスーパーチャージV8エンジンを搭載し、多くの高速走行機能を備えていました。
一般的な定義であれば、R-35型の「GT-R」はスーパーカーとは考えられないことでしょう。なにせ、4シーターでフロントエンジンのモデルですので…。
しかしながら、そのパフォーマンスや加速性能は、いつの時代も称賛されてきました。
「ゾンダ」は一台ずつ、パガーニ創設者のオラチオ・パガーニ氏が目を光らせるイタリアの作業場で手作業で作られました。アートとも呼ぶべきパガーニのクルマには、唯一無二の品質やデザインがあります。
「チンクエ」はもともと、「ゾンダ」の最後のモデルとなる予定でしたが、ご存知の通りパガーニはその後も次々に新たな「ゾンダ」を送り出しています。
超軽量フライホイールとV10エンジンの圧倒的なサウンドの他に必要なものは他にない…と思わせてくれる、魅力的な1台です。
「S7」は、米国製のミッドエンジンスーパーカーという極めて希少なクルマです。巨大な7.0リッターエンジンは、最高出力750馬力を発揮します。
とは言え、サリーンが生産した「S7」の数は少なく、目撃できる可能性もほとんどないことでしょう。
驚異的なパフォーマンスが印象的!2000年代最高のスーパーカー14選【PART1】 スーパーカー、90年代を彩った最高に格好いい23台 個性的なデザインが印象的、史上最高のコンセプトカー28選Source /Road & TrackTranslation / Wataru Nakamura※この翻訳は抄訳です。
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