運転の楽しさと実用性を兼ね揃える、世界最高のホットハッチたち。今回はその中から、人気の高い国産モデル7台をご紹介いたします。
スポーツカーやハイパーカーより手頃で、性能に優れる万能なクルマを探しているなら、ホットハッチ(スポーツカーに近い走行性能のハッチバック)を検討してみてはいかがでしょうか。ホットハッチはとにかく運転が楽しく、購入やメンテナンスの費用が少ない、「極めて実用的な車種」と言えるのです。
米クルマ情報サイト「Road & Track」がセレクトした最高のホットハッチから、今回は日本車の数々を紹介します
「GR ヤリス」は、トヨタが2021年の世界ラリー選手権参戦のためにホモローゲーション・スペシャル(レーシングカーのデザインを持ちながらも、公道を走れるまでに落としこんだモデル)として開発したものです。
最高出力268馬力、最大トルク370Nmを発揮するターボチャージャー付き3気筒エンジン、マニュアル・トランスミッション、特別な四輪駆動システムがコンパクトなボディに詰まっています。
このモデルには、私たちがホットハッチに望むあらゆる要素を兼ね備えています。
日産の「パルサー GTI-R」は、「スカイライン」ほど記憶に残るモデルではなかったかもしれませんが、それでも非常に特別なクルマであることはたしかです。
日産が1990年代初期に、世界ラリー選手権参戦のために開発したこのクルマは、「ATTESA」四輪駆動システムを搭載し、最高出力230馬力を4つの車輪に送り込みます。
このエキサイティングなモデル「シビック タイプR」は、最高速度が270km/h、そして最高出力300馬力以上であるため、より運転することが楽しくなることでしょう。
その魅力に多くのファンが注目したせいか、完売しているようです。
「インプレッサ WRX」および「WRX STI」の最後の世代で、スバルはありがたいことにセダンに加えて、ハッチバックモデルもリリースしました。
後方の大型ウィングこそありませんが、ハッチバック版のデザインをよりクールと考える方もいることでしょう。
ロータス「エリーゼ」と同じスーパーチャージャー付き直列4気筒エンジンを搭載する「ヤリス GRMN」。
2021年発売予定モデルであるため、まだ販売されていないモデルではありますが、最高速度230km/hや最高出力300馬力が予想されています。
「マツダスピードアクセラ」は、人によっては手に負えないクルマかもしれません。
最高出力263馬力の前輪駆動車ですので、うまく扱わなければ強烈なトルクステアに振り回されることになります。とは言え、とにかく運転が楽しいクルマであることは間違いないでしょう。
「シティターボII」は、「シティ」の持つ優れた動力性能と燃料経済性をもとに、ターボ付エンジン の極限を追求して開発された一台です。
このモデルはクールなハッチバックとして、世界中のクルマ好きからこれまで注目されてきました。
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これが「フェラーリ308」のハッチバックだ!Source /Road & TrackTranslation / Wataru Nakamura※この翻訳は抄訳です。
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