知性を感じさせるクルマ8選
今回、「メルセデス・ベンツ」や「BMW」、そして「アウディ」などの人気ブランドが手がける知性的なクルマを8台紹介します。
クルマ選びに知性を感じさせる
環境や同乗者など、自分以外の“誰か”のためにもなるようなクルマこそ、現代に求められる選択基準。決して自分本位でもこれ見よがしでもなく…でも、楽しさだって体感できる、そんな知性的なクルマ選びを心がけてみてはいかがでしょうか。
今回、「メルセデス・ベンツ」や「BMW」、そして「アウディ」などの人気ブランドが手がける知性を感じさせるクルマ8台を紹介します。
アウディ「Audi e-tron GT quattro」
やっぱり電気自動車(EV)は
どんな男も知性に見せます
アウディが「エレクトリック4ドアグランツーリスモ」と呼ぶように、長いホイールベースがもたらす余裕ある室内空間と広い荷室、フル充電で500km以上という航続距離で、自動車旅行を満喫できるモデルです。
ペットボトルなどを再生した内装素材を選べるのも、現代社会にマッチしたポイントです。
1399万円~ 公式サイト(アウディ/アウディ コミュニケーションセンター TEL 0120-598106)
ジャケット12万1000円、セーター2万9700円(2点共アスペジ)、パンツ2万7500円(ブリリア 1949/以上トヨダトレーディング プレスルーム TEL 03-5350-5567) サングラス4万6750円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス TEL 0120-990-307)
BMW「iX (xDrive50)」
電気とモーターで
BMWの魅力が加速
BMWのEVのフラッグシップモデルがこちら。基本骨格からEV専用に開発されています。いざ走れば、ギラリと光るナイフでカーブを切り刻むようなコーナリングを披露。まさに、“駆けぬける歓び(Freude am Fahren)”が味わえます。
アクセルを踏んだ瞬間に「バチン!」と電光石火で反応するモーターは、実はスポーティーなBMWと相性がいいのです。
サイズ的には「X5」と同等なので、スペース的にも余裕たっぷりです。
1070万円~ 公式サイト(BMW/BMWカスタマー・インタラクション・センター TEL 0120-269437)
ボルボ「C40 リチャージ」
ボルボ「V60 リチャージ」
利益重視より
安全を重んじた「ボルボ」
1950年代に現在の3点式シートベルトを発明したボルボは、特許を取得しないことでこの安全装備を世界に普及させました。
そこまで安全を重んじるブランドだけに、最新モデルの安全装備も盤石。周囲を360°見張り、危険を察知するとブレーキやハンドル操作で危険回避を図ります。
特筆すべきは、安全・運転支援装置を使うときのインターフェイスが優れていること。人間を中心に設計されているあたりが北欧流です。
694万円~ 公式サイト(ボルボ/ボルボ・カスタマーセンター TEL 0120-55-8500)
スズキ「ジムニー」
ライバルは
“ゲレンデ”と“ジープ”
「ジムニー」は、はやりのSUVとは一線を画す超本格派です。何が違うかと言えば、「ラダーフレーム」というボディ構造を採用していること。
これはメルセデス・ベンツの「ゲレンデヴァーゲン」やジープ「 ラングラー」などと同じで、本気で悪路を走るための堅牢(けんろう)で強靭、耐久性の高い基本骨格。
ボディ構造だけでなく、4駆システムもぬかるみや岩場に強いプロ仕様で、遊びに行くためのSUVと言うよりも営林署や山奥のダムの工事現場などで働くSUVとしても十二分にその威力を発揮するでしょう。山道や雪道で、これほど頼りになるクルマはありません。
148万5000円~ 公式サイト(スズキ/スズキお客様相談室 TEL 0120-402-253)
トヨタ「コペン GR SPORT」
まさしく街でも乗れる
ゴーカートです
「GR」とは、トヨタのGAZOO Racingから派生したスポーツブランド。いずれはメルセデス・ベンツにおける「AMG」や、BMWの「M」のような存在になることを目指しています。
この「GR」が、子会社であるダイハツが開発した軽自動車のスポーツカー「コペン」をチューニングしたのがこちら。
足まわりはビシッと締め上げられているので、山道をきびきびと駆け抜けることができます。おまけに、スイッチ操作ひとつで開閉する電動格納式のハードトップを開ければ、オープンエアの快感も味わえます。
238万2200円~ 公式サイト(トヨタ/トヨタ自動車 お客様相談センター TEL 0800-700-7700)
Edit / Satoru Yanagisawa