愛し合ったあと、心安らぐ密着ポジション10選

ポジティブで楽しいことだらけの研究分野のようですが、実際のところ研究者が行っているのは抱擁することの精神的、肉体的な効能、そして人間関係における数え切れないほどのメリットの研究や解析です。

科学専門メディア「PLOS One」に発表された2018年の研究では、ハグの習慣を持つ人は対人関係において生じる摩擦に対し、より高い対応力を示す傾向が認められています。

また同じく2018年、科学専門メディア「PNAS」に掲載された研究によれば、恋人と手を繋ぐことで身体的な苦痛が緩和される作用があると示されています。

就寝時に愛し合う際にも、これはぴったりです。また、行為の後の抱擁にも最適。密着度は最高レベルとなり、「オキシトシン」分泌も多いに期待できます。

重なるふたりの関係が、「T」の字に見えますよね？ ひとりは枕に頭を乗せて横たわり、もうひとりはその相手のお腹を枕に寝転がります（食事の直後にこの体勢になると、変な消化音が聞こえて思わず笑ってしまう可能性もあります）。

実は、お尻は枕としても優秀です。だからこそ生まれた、「Tタイム」の別バリエーションと言えるでしょう。ひとりは枕を使ってうつぶせ寝の体勢、もうひとりはその相手のお尻を枕に横になります。

お分かりでしょう？ ひとりは自由な姿勢でのびのび寝たい。もうひとりは、愛し合った後も触れ合っていたい…。そんなカップルにとって、究極の妥協点と呼ぶべきポジションなのです。

ずっとスプーンでいると、蒸れて暑くなってきますよね。特に思いっきり楽しんだ直後は、ふたりの間の空気の流れを良くするため、親密さのあるこちらのバリエーションをお試しください。

互いに半身の姿勢で向き合って横になり、それぞれの腕と足とで相手を包み込みましょう。このポジションならキスしたり、見つめ合ったり、笑顔を眺めたりするのに最適ですね。

「寝汗をかいてしまう」というあなたにオススメです。脚以外は互いに離れた姿勢のまま、ふたりで横になります。ふくらはぎには汗をかくかもしれませんが、それ以外は夏野菜のようにひんやり涼しいまま一夜を過ごすことができます。